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    思うように

    03-31,2016

    子供というのは思うように育たないと
    知人がこぼしていて
    何かの話で母にそう言うと
    母は
    えっ?私は全員思うとおりに育ったよ
    と・・・

    えっ?そう???

    我兄弟はみんな
    何というか穏やかで
    弟達は確かに優しい人間。
    特に大きな問題というのはなかったのかもしれない
    だけど
    こう言ってはなんだけれど
    誰もが褒め称える
    とてもよくできたスバラシイ人間というわけでもなく
    ずば抜けて優秀というわけでもない
    至ってフツウ
    私などはかなりトボレンチン・・・
    親が自慢にできる
    他と違う秀でたものなど
    何もない気がする。

    それでも母は真顔で言う

    貴方が生まれた時は
    美しいものを美しいと感じられる子に育ってほしい
    長男である弟の時は
    自分のことを最後に考えられる男の子に育ってほしい
    末の弟の時はあまり何も考えず
    みんなに愛される人間になってほしい

    ね、みんな思い通りに育ってるでしょ? ドヤ顔

    この親に私は育てられた。
    本当に母らしい。

    落ち込んでもうアカンとマイナスに浸る時
    母のこのドヤ顔を思い出す。
    母の思い以上に素晴らしい人間になれればよかった
    だけど私でいいんだね。

    他の誰でもない
    母が私のお母さんでよかった
    長く時間がかかったけれど
    心からそう思う。



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    03-01,2015

    一足先に帰る主さま
    空港まではバス移動。
    朝、階下に降りると
    何もないけどと、

    CIMG1219_convert_20150311193427.jpg

    母がお弁当を用意してくれた。
    相変わらず軽やかで手早くて
    頭が下がる。
    母弁当持参で
    笑顔で手を振る主さま
    少しご不自由をお掛けしますが
    も少しふるさとに居させてくれて
    ありがとう。

    ランチがてら
    晴れ家へ

    CIMG1226_convert_20150430144721.jpg

    お店のパートさんのアイデアで
    学生さんたちのアルバムブースができていた。
    累代のお客様に支えられ
    ふるさとの店として
    歳月を重ねていることが嬉しい。

    こちらはきほく庵
    清心会の生徒さんと待ち合わせて
    久しぶりに来てみた。
    今は亡き川九先生の設計。
    中庭も少し侘びて
    パートさん達も変わらずの面々。
    ぬくもりのある接客。
    ゆっくりとお茶を飲む。

    CIMG1280_convert_20150430144735.jpg

    農家の末っ子の父。
    サラリーマンとなり、結婚し、自分の家がほしくて
    職場の近くで売りに出た物件に手を挙げた。
    他にもほしいという人がいて
    その中で父は一番お金もなく若かった。
    それなのに、貴方に売りたいと
    父のできる精いっぱいのお金で
    家を譲って下さったのがキムさん。

    北朝鮮出身の方で、
    そこで焼肉店をされていて、
    家族と共に北朝鮮に帰る為に
    全てを売って
    そしてその中の少なくないお金を
    お世話になったからと
    息子さんが通った小学校に寄付していかれた。
    皆が懸命に生きていた時代
    そんなことができる人は
    日本人にもそうはいないと父は言っていた。
    帰られてからどんな苦労をされたのか・・・

    店舗兼住宅の平屋に
    全ての機材を置いていかれたので
    そのまま商売ができると
    店を引き継いだ。

    父は商売の素人であり、
    調理人でもなかった。
    だから経営を勉強した。
    所属していたのは全国規模の勉強会で
    私が小学校の頃は
    母同伴でよくアメリカに行っていた。
    そこでゴルフに出逢った。
    成行き的に始めた焼肉屋さんから
    まとまった土地を買って
    当時は先駆けだったミニコースのある
    ゴルフの練習場を始めた。
    私も小1の頃はそこでゴルフクラブを振った。
    ある時、後ろで教えてくれていたお兄さんに
    振りかぶったクラブが当たり、流血救急車のショックで
    それっきりしていない。

    父が参加していた勉強会には
    ダイエーの中内さんや似鳥さんたちがいらして
    渥美先生というコンサルタントが
    モーレツ指導をしておられた。
    アメリカでスーパーマーケットを視察したりで
    小売業に感化されたのか
    コンサルタントの先生に
    絶対やめなさいと言われたにも関わらず
    ゴルフ場の跡地でスーパーをオープンし、
    多店化に挑んだ。
    その後も松山にバーベキューのお店を
    一気に数店舗開店したり
    まあ色々やった。

    そして、最後に残ったのは
    億の負債と
    住宅として買った
    古びた最初の焼肉店。

    振出しというよりマイナスから
    再スタート。
    人柄のよいパートのおばちゃんたちで
    きりもりしていた店に毎日出て、
    自分の夢を語った。

    きほく庵の土地を見つけて
    ここに店がつくりたいと佇んでいた時、
    大家さんとの出逢いがあり、
    お金もない中できほく庵をオープンした。
    家の家訓は
    保証人にはなるな
    基本に忠実に生きよ
    保証人がなくても借りられるようになってから借りよ

    借りられないはずが、
    沢山のご縁が繋がって店ができた。
    川九先生は設計料は利益が出てからと。

    負債を全て完済できたのも
    おかげの賜物。
    父は受けた恩は決して忘れない人。
    その当時会社を助けて下さった方々は
    子供である私たちにも恩人として引き継がれている。

    その後も店舗を増やし
    悲喜こもごもあったけれど
    子供の私は両親の人生を
    身体と心で一緒に感じながら大きくなった。
    そして一生懸命に生きた
    両親や会社の人たちが大好きだ。

    こうして生まれ育った故郷に
    帰ることができるのも
    地元に不義理をせず、
    全うに頑張ってきた両親のおかげ。
    私には母のような役割は到底果たせない。
    大人になったからこそ
    また新たにそれがわかる。
    これからもずっと
    その偉大さを数えていくんだろう。

    二人は私の誇り。
    元気でいてくれて
    その背中をみせてくれて
    本当にありがとうね。

    故郷の全てにチャージしてもらって
    今いる私の場所で
    私の為すべきことを
    精一杯やっていきます。

    感謝。





    作品群

    02-25,2015

    さて、愛媛です。

    空港には父が迎えに来てくれて
    元気そうで何より嬉しい。
    実家に着くと姪が
    おかえり~と
    春の帽子で迎えてくれる。

    左の青いのは海の風景
    虹がかかって白い帆のヨット
    跳ねる魚、漂うクラゲ
    海の上と中を頭の上に
    こちらは母のお気に入り。
    奥はアントワネットのドレス
    土台部分が帽子になっていて
    全部被ることができる。

    CIMG1140_convert_20150311192444.jpg

    ママのお気に入りは
    とりどりの花が立体的につけられたこちら↓

    CIMG1138_convert_20150311192531.jpg

    私のお気に入りはこちら↓

    CIMG1241_convert_20150311192727.jpg

    青葉茂る木の下にとりどりの散り紅葉
    木の持つ時が表現されてる。

    面白いお迎えありがとう。

    荷物を置いて会社に寄ってみると
    贈答で頂いた椎茸の箱で
    姪がまたまた何かを作製中。

    ロッキングチェアを作って
    上手ね~と褒める間に
    テーブルの上にコップ、何やら果物まで
    次々くり抜かれ貼り付けられていく。

    CIMG1233_convert_20150311192557.jpg

    会社の人と話して合間に振り向くと
    増殖・・・

    CIMG1239_convert_20150311192643.jpg

    コピーの裏紙あやとり

    CIMG1236_convert_20150311192705.jpg

    出掛けてまた立ち寄ると
    増えてる・・・

    CIMG1245_convert_20150311192804.jpg

    奥に本箱?
    ご丁寧に本まで作成。
    どれどれ・・・
    肉辞典、魚のにぎり・・・

    CIMG1249_convert_20150311192832.jpg

    ん?

    CIMG1253_convert_20150311192851.jpg

    美のひけつ・・・

    CIMG1262_convert_20150311192918.jpg

    あかりんのひみつってアンタ・・・
    小4に何の秘密が?

    翌日はムーミンのモビールを作ると言って
    ラミネーター用の紙に折り紙で作ったキャラを挟んでいた。
    果物の断面をネットで素早く調べて
    キリキリハリハリ早い早い

    CIMG1281_convert_20150311192939.jpg

    会社の事務所にあるあらゆるものを
    フンダンに利用して
    ものすごいスピードで生み出される作品群。
    静かに黙々と手を動かし続ける
    その顔が大好きよ。

    会う度に変わっていく容姿も興味も為し方も
    惜しむように見ていたい。



    プレゼント

    12-25,2014

    あれこれレシピは貯まっておりますが、
    主さまリクエストは今年もコレ↓

    CIMG0992_convert_20141230171335.jpg

    ハーブをたっぷり詰めて
    ハーブソルトとオイルでモミモミスリスリし
    オーブンで2時間近く、
    皮をパリッと焼き上げた
    ものすごく簡単な一品。
    二人しかいないので
    これだけでもお腹いっぱい。
    蕪のスープとアボガドのグリル
    フルーツとチーズのピンチョイス
    作って冷凍しておいたレバーペースト。
    焼きたてのバゲットと
    主さまセレクトのスパークリング。
    シンプルに食べて
    シュワワワ~乾杯!

    プレゼントを贈り合う夫婦ではない私たち。
    毎年食べ物以外の贈り物?はなかった。

    じゃじゃーん!
    結婚6年目で初めての
    クリスマスプレゼント。

    CIMG0999_convert_20141230171355.jpg

    本日は資料集めに
    古本屋街に出向いた主さま
    専門書の隣で売っていたので
    ワカラナイながら見繕ってくれたのだとか
    道具と茶室と数寄者のうんちく

    私はたいへん安い女だけれど
    世間のアンテナに興味なしの私に
    プレゼントを選ぶのは
    たいへん難しいであろう。
    お仕事の合間に思い出して
    興味のありそうなものを
    首をひねって選んでくれた。
    大切な時間を
    私に分けてくれたことが
    一番のプレゼント。

    ところで、この間から
    結婚6年目に
    こんなにサービスいいって
    何かある?

    ありがとうって
    言っていい?いい??







    映画みたい

    12-20,2014

    ん?
    いい匂い?

    アレレ?
    卵の焼ける匂い?

    キッチンに行くと
    主さまが背中越しに
    あさごはんできたよ
    と。
    パンも焼けて
    トレイにいつもの朝食セット準備完了。

    結婚して6年。
    はじめて朝ごはんを作ってもらった。

    今朝の紅茶は
    主さまセレクトのダージリン。
    私よりおいしく入ってる。

    奥さまとしては大失格で
    間違いなく叱責非難ゴーゴーですが、
    12月20日はごはん記念日。

    プロポーズの言葉も
    結婚式の年月日も
    誕生日以外は全て忘れている私なので
    覚えているのは
    おそらく今だけ(確定)ですが、

    幸せっていうのは
    人の(←ミソ)作ったご飯の中に
    あるんじゃないか
    毎日のご飯の受け渡しって
    ものすごく大きなことじゃないか
    感動と共に
    ツルリンと輝く主さまの顔を見ながら
    一口一口噛みしめた朝でした。

    アリガトウ。





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