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    夏の尾っぽ

    08-16,2015

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    敷地内の葉っぱには
    沢山の空蝉

    茶室の柱に止まる蝉籠
    虫好きの私の好きな道具の一つ

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    葉月は毎年茶箱の稽古。
    春からお稽古を始められたばかりの方々も
    茶箱にチャレンジ。
    茶箱の平点前、卯の花点から始め、
    和敬点を経て
    飛び越しで月点前。
    無謀かなとおもったけれど、
    できるできる
    生徒さんの素直な手。

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    初蝉からもうひと月
    朝の四時に鳥が鳴いて八時にはもう蝉の声
    一日中の蝉しぐれ
    降り注ぐ滝のような命のこえ
    日が落ちてようやく
    幾重にも虫の声
    蝉と千々の虫
    一日ごとに繁く深まり
    やがて入れ替わり
    転がる亡骸を踏み分け
    静かに幽けく虫の季がくる

    ひがな一日、体中耳になって
    移り変わる雨音に親しむように
    命の声を聴いている。

    相思うて夕に松台に上がって立てれば
    螽斯の思ひ蝉の声耳に満てる秋なり
                       白居易

    夏の尾っぽ
    夏が逝く。

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    涼風至

    08-08,2015

    棟のエントランス横の宗旦槿
    朝に咲いて夕べに萎み
    花を畳んで静かに散華
    終い姿に宿る品格。

    CIMG2334_convert_20150816162317.jpg

    一輪で様になる槿とは対照的ながら、
    地面からニョッキリ
    顔を出して立ち上がる
    捩花も面白い。
    夏の花に元気づけられる。

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    夏座敷にも馴染んで
    生徒さん達のお着物も涼やか。
    写真は長尾と四滴の扱い。

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    皆の憧れ、いつも美味しいお茶を点てられる生徒さんの
    高校生のお孫さん。
    なんと見事にクリーミーなお茶を点てて下さる。

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    お祖母様のお茶を頂いてきた
    お母様のお茶も美味しいそうで
    美味しい手が三代に渡って引き継がれている。
    大切に育まれてきたお嬢さん。
    益々美しく素敵になられると思う。

    春から毎月ご入会が続き、
    清心会のお仲間がどんどん豊かになっていく。
    茶の湯にご興味をもって下さる方が増えて
    本当に嬉しい。
    どんな形であれ、善き茶の湯に触れて
    豊かな時を過ごしてほしいと願う。
    私もご一緒できることが幸せ。

    今朝、空気の気配がはっきり変わって
    暦を見たら涼風至。
    暑さにふうふう
    でもやっぱり
    季節はくっきりと訪れを告げて
    見えない目印
    点を打つように重ね
    風立ちぬ。

    秋きぬと目にはさやかにみえねども
           風のおとにぞおどろかれぬる
                  古今集   藤原敏行



    令月明くる

    02-02,2015

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    1月の中ごろからずっと
    定点観察していた敷地内の梅。

    敷地内には数本の紅梅の樹がある。
    数本が並んで一斉に開くものもあって
    そちらは少しだけ開花が早い。
    南側にあって、よそ様のリビングに近いので
    専ら北側のこの樹の下に佇んで見上げる。
    今年も1月中旬に5輪ほど零れた。

    花は咲き初めが一番香り高いと思う。
    そのご馳走を甘受しに
    敷地内をウロウロ。
    香りが満ちてくるのを
    しばし佇んで感じ尽くす。
    決して怪しい者ではございません。

    こちらも2月は梅飾り。
    香飾りを掛け替える。

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    床には日々新。

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    気合の入った年末年始を潜り抜け
    新しい環境に飛び込んで
    それにも慣れ、日常業務に戻ると共に
    張っていた気が緩んでくるのが私の2月。

    惰性にならないよう
    言い聞かせる日々新。
    人は毎日新しいピカピカの本日を賜り
    新しい人間として生まれ直す。
    傷ついてもその傷は必ず癒える。
    調子よく進んでいてもやっぱり
    心を整え新しい今日を迎えるんだ。

    日々新。
    大好きな言葉。

    さあ、春が来る。


    あけましておめでとうございます。

    01-01,2015

    元旦。

    窓を開け放って
    新しい年の気を家中に送る。
    空気がピンとして
    身も心も洗われるような朝。
    清々しい新年を迎えています。

    神棚を整えた後、
    梅と昆布の福茶を頂き
    鶏ガラと端野菜でとった出汁で
    お雑煮を炊いて歳取り。

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    変わり映えしないけれど
    私のお節を歳神様は
    召し上がって下さったかな。
    お屠蘇で厄払いして

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    さて、二人でお相伴。

    CIMG1034_convert_20150102140302.jpg

    着物に着替え、
    しばれる中を初詣に行き、
    敷地内の小さなお社にもお参り。
    小さなお社だけれど
    こちらの神さまは中々強い。
    いつも誰かが清々しく
    清めて下さっている。

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    神社でひいたおみくじ
    二人揃って小吉。
    いちばんいいのが引けた。
    後によくなる
    ・・・大晦日の2355のおみくじでも
    一年後半ほど尻上がり・・・
    覚悟して前半を折り返し、
    後半にしっかりバトンを渡すぞ。

    今年は少し先を見て
    足元の努力をしていきます。

    今年も私を鍛えて下さい。
    よろしくお願い申し上げます。





    迎える

    12-28,2014

    毎年13日の煤払いから
    いつもより意識して
    掃除に取り組む。
    神様は上からいらっしゃるから
    横長の脚立を出して
    上から上から
    外から外から
    念入りに清めていく。

    清めても清めても
    カキフライ食べたいとか
    天ぷら食べたいとか
    結局年末までチマチマと
    換気扇フキフキ。

    ようやく掃除も一段落して
    本日。

    玄関ドアに手作り門松を立て

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    松の香飾りを掛け

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    干支の物を飾って

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    軸を掛け、花を入れて
    床を整える。

    CIMG1008_convert_20141230171436.jpg

    もち米を洗って鏡餅を作り
    神棚と床、水場と各部屋に鏡餅配置。

    年末二日でお節を作り、お供えし、
    元日に歳とりをしてお相伴し、
    氏神様をお参りして、お札を頂く。
    ここまでの流れでようやく
    お正月となる。
    毎年、判で押したように
    同じことを繰り返している。

    よくプロのスポーツ選手が
    おまじないのように自分の儀式としての
    前振りやゲン担ぎをして本番に挑む
    というのに似ているような気がする。

    歳神様に気持ちよくお立ち寄り頂くために
    清め整え、心づくしのものを作るけれど、
    結局、毎年のこの同じ年の瀬の支度が
    私の心を整えてくれる。
    場が整い、為すべき準備をすると、
    迷いなく新しいものを迎えられる気がする。
    だからやらずにはいられないのかな。

    キリがないお掃除
    横長脚立をしまった後も
    とめどなく拭き続け
    どこが終わりかわからぬままの
    いつもの年の瀬です。









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