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    花咲く女子の会

    04-03,2016

    窓の外、花さく哉・・・

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    本日はお花見女子の会。

    お昼と茶箱で一服のカジュアルな会なので
    思い立って、和ではなく洋食を作ってみました。
    十代さんやお車の方もいらっしゃるので
    アルコールならぬグレープルーツのスパークリングジュースを
    シュポーンと開けて乾杯!

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    お祖母様が若かりし日のお着物を
    お孫さん、お母さんである娘さんが召されて
    親子三代のお着物を見せて頂けるのもうれしいこと。
    教室のお着物を着付けたりもして
    華やかな女子会の始まり始まり。

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    お菓子はお花畑のような竿ものと
    末富の紙ふうせん、振出に金平糖。
    お菓子器は友人から頂いた静岡挽物。
    大中小の器をタワーに。

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    桜盛りに桜を持ち込むのもどうかと思ったけれど
    沢山の枝を頂いたので
    結界にして、茶箱花点前で一服。

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    10時開場には
    ほとんどの方が割烹着をつけて
    生クリームを泡立てたり
    焼き上げたキッシュやミートローフを切り分けたり
    ブルスケッタやピンチョイスを盛り付けたり
    当たり前のようにお手伝いして下さって
    きれいに後片付けもして下さって
    感謝です。

    後片付けの後
    ドイツから送って頂いたバームクーヘンを切り分けて
    生徒さんがいれて下さった
    おいしいミルクティーでおしゃべりも尽きず・・・

    まじめな茶事と
    お楽しみ会
    様々取り交ぜて楽しみましょう。

    おつかれさまでした。



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    ご飯をいただく。

    03-05,2016

    清心会の弥生は茶飯釜。
    教室の他にもお呼ばれ茶事が二件
    春目前、茶の湯のハイシーズン到来。

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    茶飯釜茶事を最初に経験したのは20代。
    お煎茶の先生は石州流茶道も教えておられ、
    お料理上手で茶事が大好な方だった。
    茶道具屋さんでもあり、ご自宅はもちろん
    風靡な専用の小間を別所に所有されており、
    好きな人はどうぞという大らかな先生だったので
    他流の私も気兼ねなく水屋や庭の仕事、懐石料理を自然に身に着け、
    様々な趣向の茶事、招き招かれる楽しさを経験させて頂いたと思う。
    官休庵やお数寄者のお宅での
    様々な茶事にどれだけお連れ頂いたかわからない。
    今はもう亡くなられてしまったけれど
    眼に残る茶事の様々はこの先生の思い出と共に在る。

    その先生に最初の頃に招いて頂いたのが茶飯釜茶事。
    火吹竹を吹きながら、煮え音に耳を澄ませた。
    正午の茶事しか経験のなかった私は
    目から鱗。音と香りが満ちてくるその時間に魅了された。
    一つ目の釜はまず阿弥陀堂としたが、すぐに茶飯釜を購入し、
    大工さんに釘を取り付けてもらった。
    あれから何度この釜でご飯を炊いたり炊かれたりしただろう。

    正午の茶事の対極にあるのが茶飯釜茶事。
    小紋や紬でサラリと気軽にお出まし頂き
    本当はもっと軽い軸を掛けて
    軽みの道具組でお迎えしたいところだけれど
    サキダツモノと奮闘しながらなので
    お許し願いまして。

    茶飯釜はこれまで招かれた中でも同じやり方が一つもない。
    私も私のやり方でお客様にご協力頂きながら
    美味しいご飯をと念じ、毎回ながら心配であり、
    うまく炊けるとホッとする。

    普段はポーカーフェイスの生徒さんが
    普通のことのようにご飯が炊けたけれど
    すごいことですね
    びっくりして私感動しています
    と。
    そう、あの日の私も
    ワクワクしてびっくりして感動したのです。
    茶飯釜ブラボー

    宝くじがあたってもすぐに使い切る自信が私にはある。
    何も所有しなくていいから
    老人ホームに入ったら全部お返しするから
    叶えたいことが伝えたいことが沢山ある
    見せてあげたいものばかり

    渇来茶 飢来飯
    寄り付に毎日この釜を掛けて、
    ご飯とそして汁と香の物を常備して
    待ち伏せする。
    尋ねてきた人に何でもない温かいものを
    すぐにお出しできる
    そんな暮らしをしてみたい。



    不尽

    02-20,2016

    梅花一朶香
    鶯ならぬ目白が来ています。
    季は浅春、まだまだ囲炉裏恋しき候。

    茶の湯の如月は大炉。
    一尺八寸四方の大きな炉にたっぷりとした大口の釜を掛け、
    雪輪瓦の向うには湿し灰や炭を入れて
    炉辺周りのものを見せるのも寒い時ならではの風情。
    裏千家では玄々斎による逆勝手が約束となっています。
    逆勝手の点前はどこでも稽古できますが
    大炉で一番面白いのは後炭。
    もう15年も前のことになりますが
    咄々斎の次の間の大炉で
    後炭の点前をさせて頂いたことは
    忘れ得ぬよい思い出です。
    稽古場には大炉を切っていないのですが、
    いつかと願っています。

    ということで、炉の逆勝手の稽古月。



    能トレを楽しむ方、
    困惑したまま?を持ち帰る方、
    びっくりするくらいスムーズと思ったら
    左利きだったりする方、(茶の湯の点前は右利き仕様です)
    ベテランさんでも戸惑う方があるかと思えば
    初めての方がスイスイなさったり
    生徒さんにより悲喜こもごも。

    点前は右左で覚えると途端に頓挫します。
    道理で体に叩き込むと、場所や場合が変わっても
    どうするべきか自ずとわかるようになるもの。
    目の前の右左でなく、自分の頭で道理を見つけていく
    そんな稽古ができるのも逆勝手のいいところ。
    点前に慣れるのは怖いこと。
    初々しい手と心を保つのは本当に難しいことですが、
    それが点前するということだと私は思います。
    心と頭を沢山動かしましょう。
    風炉の逆勝手も楽しみですね。

    そういえば
    今日の稽古で茶杓の銘を「寿星」と。
    意味を伺うと南極星とのこと。
    なぜ寿の星なのか早速星の本を出してみると
    シリウスに次いで全天で二番目に明るい星で
    中国ではこの星が地上すれすれに見えるときを
    天下泰平の吉兆とし、見た人は長生きするとも。
    ところが、同じこの星が日本では布良星と呼ばれ
    この星が海上すれすれに見えると必ず暴風雨になり、
    時化で亡くなった漁師の魂が仲間を呼んでいると言われ
    入定星、横着星とも。
    日中でぜんぜん意味が違うことにびっくり
    冬の季語であることも私は知らず
    また生徒さんに新たなことを教えて頂きました。

    床は、燈々不藎

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    父を思って掛けました。
    突然の帰省で今月は随分と稽古を休んでしまい
    ご迷惑をお掛けしました。
    おかげさまで回復に向かっております。

    父は私の燈。
    これまでもこれからも
    私の前に在り続ける
    尽きることのない燈です。


    丙申初釜

    01-11,2016

    暦によると、丙申は
    物事が大きく進歩発展し、成熟する年
    果熟兼猿重の扇面でお迎え。

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    中々全員集合とならずですが、
    初点は社中親睦会。
    毎年新しいお仲間が増えて
    お顔とお名前が一致しない方もある中
    みんなで初笑いの良い機会となれば幸い。

    早く来られた方からお手伝いで
    恒例の盛り付け大会。
    皆さんが見ているのは盛り付け
    ではなく
    おしり?
    帯の柄の十二支。

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    それぞれ完成。
    お屠蘇と共にいただきます。
    デザートは生徒さん手作りのあんこたっぷりのあんみつ。
    おもたせのお菓子もたくさん。

    CIMG3259_convert_20160118130754.jpg  

    続いて初春の禊。
    今年は源氏香。
    意匠として有名な香の図だから
    取っつきやすいイメージながら
    実は試み香もなく
    潔さが必要な組香。

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    茶の湯でも必ず必要な香の所作。
    避けて通れない道ながら
    本日は純粋なお楽しみ
    形も大切だけれど
    まずは所作に囚われず
    香りと出逢って五感で感じる。
    当たらないからツマラナイではなく
    当たっても当たらなくても
    香りを感じて体に入れる
    十の徳をしっかりと受け取ることが目的。

    お見事全問正解
    叶の方が奉書お持ち帰り。

    CIMG3270_convert_20160118130358.jpg 

    ご結婚の方にみんなで用意したお祝いを差し上げて
    今年の出来は今一つであった花びら餅を頂き
    引っ越し直前なのに駆けつけてくれた
    関西転勤の生徒さんが最後のお点前で一服。

    しんみりの後は
    辻占を開いて爆笑。 

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    なんと私へのお声は
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    万事思いのままになる・・・


    丙申お福分け

    01-10,2016

    今年もお福分け。

    昨日の初点で
    賑やかに泣き笑いした後
    生徒さんが誰もお軸のことを聞かなかったことに愕然・・・
    お茶をなさらない
    お福分けのお客様が尋ねて下さる。

    今年は「松風供一啜」
    人も自然も誰も彼も共に一服。

    壮大なことでなくていい
    自分のできることで
    自分の生きているこの場所を
    できるだけ気持ちの良い場所に
    そこに心があれば
    誰でも
    あたたかな灯の一つになれる
    ささやかなことしかできないけれど
    今年も茶の湯で人と善く交わりたい
    そんな気持ちで掛けてみた。

    今年は和室を待合にして
    本席を立礼で。

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    本来点茶盤は本勝手形式に設えるものだけれど
    茶の湯をしない方ばかりがいらっしゃるお福分けでは
    正面の方が違和感がないかと思い
    薄茶の立礼棚のように設える。

    昨年のお茶会では
    立礼の生徒さんたちにお点前の出番がなかったので
    年の初めにそれぞれ
    亭主と半東を務めて頂く。

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    こちらの生徒さんも
    一人でお着物を着られ
    亭主と半東の務めを果たして下さった。

    茶の湯の稽古は点前が完璧にできることが目的ではない。
    本日ならば
    福を分ける
    おいしい新春のお茶を懸命に差し上げること

    稽古を通して
    自分の人生になかったもの
    新たに開いた眼差しに気づき自分自身で育てて
    引き出しを増やし
    自分を豊かに耕していくこと
    何の役に立つの?
    と思うようなひまのかかることが
    自分の芯を培ってくれる。
    時が経ってから分かることがある。
    そして今がないとそこへ行けない。
    そのままでも十分素敵な生徒さんたちだけれど
    人生を進めながら
    きっとこの茶の湯の時間を
    黄金の実りにしていかれると思う。

    ありがとう。
    一人で始めたことだけれど
    いつの間にか生徒さん達が大活躍。
    みなさま連日おつかれさまでした。

    いつも釜が掛かって
    お茶を差し上げられる
    我が家でありたいです。

    お客様もお運び頂きありがとうございました。





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