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    基板

    12-12,2014

    美しいです。

    CIMG0949_convert_20141224202439.jpg

    冷蔵庫の基板。

    基盤というものを初めて見た。

    キラキラしているものに
    顔を寄せて見てみると
    それは
    文字や数字や矢印の集積。
    そして
    そのすべてに意味と役割があって
    無駄なものは何一つない。

    虫に細かく見入るような
    あの感動と同じ。
    無機物なのに
    機械にも同じような美しさがあると知る。
    こんなにきれいなものを芯に持っているなんて
    冷蔵庫・・・
    アンタ一体・・・

    水漏れ?らしきことで
    修理をお願いすると
    メーカーからメンテの方が来られて
    あっという間に直して下さる。
    10年保証で無料。
    直して下さった方は、
    顔とか年齢ではなく
    なんというか清潔感としかいいようのない
    ものの言い様と佇まい。
    同じメーカの家電まで点検して帰られた。
    家電の修理をお願いしたのは
    これが初めてだけれど
    いや何と爽やかでしたよ。

    冷蔵庫に続いて
    主さま一人暮らし時代から寄り添って
    20余年の電子レンジ。
    時々フッと息絶えてる。
    この人の基板はいかがなものであろう・・・






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    巡る

    11-15,2014

    グループでお稽古される方の人数が増えて
    着物が足りない・・・
    処分屋さんの私の着物は、
    6年前、お嫁に行くときに
    あまり置いても実家に迷惑と思い
    着ないものをほとんど人に差し上げてしまった。

    今更自分が着ないものを買うのもなあ
    と思っていたら、
    間をおかず新しいお着物が我が家へ。



    どなたにも似合いそうな
    白地と浅黄地の小紋2枚。
    早速、生徒さんが着付けして
    袖を通して下さった。

    昔から使わないものはさっと処分する性分で
    後々困ることも多々あるけれど、
    こうして巡り巡って新たなものが
    我が家を訪れ、役に立ってくれる。

    物も人もとどまらず巡ればよい。
    人生の僅かなひと時
    私や茶の湯や着物や
    出逢ったものから
    その時の自分で出来うる限りのものを受取り
    いい思い出を作って自分自身が移り変わり
    感謝して別れ、また新たに出逢って
    喜んで受け取る
    それを繰り返して人生ができる。

    物とも人とも
    善く出逢い善く別れ
    爽やかでありたい。


    帰する

    09-16,2014

    ご存じ
    洗って干す着るの私
    普段着は冬も夏も洗い替え込み2組だけ。

    2年間のヘビロテに耐えてくれた
    夏用単の綿ワンピース。
    2組とも同時に破けて再生不能。
    チョキチョキ切って
    お掃除用のウエスとなる。

    CIMG0100_convert_20140930204135.jpg

    私を包み
    こざっぱりと身近に仕えて
    最後の最後まで
    働ききってくれる布。

    この布のように
    生きて終わりたい。

    ありがとう。





    魂が宿る。

    12-14,2012

    店舗イメージ作りに新宿タワービルへ。
    バスを降りてエントランスを入ると
    すぐに目に付いた看板。



    TEIBAN Japan classico展「奈良」。
    奈良県の地場産業を紹介している。
    素材や物語込みで物をよくよく吟味する
    奈良の友人を思い出し
    ふらりと入ってみる。

    風合いのある温かそうな靴下
    吉野杉や桧の清潔な作品が並ぶ。
    組み木細工の実演など。
    香袋の材料が入った瓶。
    こちらは製薬会社のブース。
    香の材料は=漢方。薬湯を扱っておられて、
    質問にも親切に答えて下さる。

    そして、そのブースの方が勧めてくれたのが
    「空中大和茶カフェ」。
    奈良の煎茶を試飲させて下さるブース。
    奈良のお茶はほとんど宇治に卸され
    宇治茶として売られているのだそう。
    こちらで初めて大和のお茶を頂いた。

    まずは入れ方からレクチャー。
    教えて下さったのは
    茶園を経営されているお若い社長さん。
    毎朝、自分で摘んだお茶を飲んで一日が始まるそう。
    60度くらいの湯冷ましでゆっくりと入れた一煎目。
    これがお茶?というほど濃厚な茶葉の味が広がる。
    出し切って寄った茶葉をトンと平らにならしておく。
    この時蓋をすると蒸れてしまうので蓋は開けたまま。
    二煎目はも少し熱めでさっと入れる。
    これで普段飲んでいるくらいの煎茶の味。
    三煎目くらいから漸く少し煎茶らしい苦味が出てくる。



    入れた後の茶葉の美しいこと。
    葉の色、葉の形、そして葉の味。
    ボン酢を少し垂らして食べてみたら
    これが美味。
    生産の現場のお話も面白くて
    小一時間も滞在してしまった。
    試飲というには贅沢すぎる濃密な時間。

    ものの価値は人がつくる。
    他人が仕掛けたものじゃない。
    本当は物をつくるその人がつくるもの。
    それを宿るという。
    真摯な気持ちの宿った物がほんとうの物。
    そういうものをこそ
    選んで口に入れ、側に置きたい。
    生産の現場の方とお話しすることほど
    説得力のあるものはない。
    聞きたいことにすぐに答えてくれる
    一発で大和茶のファンになってしまった。
    で、このお茶を主さまにも飲ませたい。
    が、うちのお茶は売るように持って来てない
    という欲の無さ。
    隣のブースに大和茶売ってますとのことで
    井ノ倉茶園さんのかぶせ煎茶「気宇」を
    頂いて帰ることに。

    いやはや、もうこのコーナーに来ただけで満足ながら
    本題の照明やレイアウトの参考になるものを
    写真に撮り、お店の方とお話など。
    合間に家族の時間をテーマにしたクリスマスの室礼や
    EAMES展を覘く。

    仕事終わり&人ごみ嫌いで
    バス停を探したりウロウロ
    もう帰ろうと挫けそうになりながら
    行ってみたタワービル。
    ナイス。
    お導きで来たと確信する
    収穫であった。

    大満足也。

    波音

    08-16,2012

    山の傾斜を滑り降りると
    打ち捨てられたような
    小さな磯があって
    照り返しの中で
    だんまり流木拾い

    どこからやってきたのか
    たくさんの漂着物が
    打ち上げられている。

    のっぺらぼうになった
    名無しの瓶やカン
    ラベルもなにもなくなって
    削ぎ落とされたただの形
    その方が余計に
    ひとつひとつの
    存在が冴え冴えとしてくる
    語るものをもっているかのように

    これは船の部品?

    P1030801_convert_20120820182110.jpg

    どこの国から来たのか
    どれだけ旅して来たのか知らない

    ただ一枚の板に
    ころんと転がるこの木切れに
    なぜこんなにも
    多くをみてしまうんだろう。

    古びた木片
    家でもう何年も経つのに
    取り出す傍から
    波音が零れてきて
    飽きず耳を澄ます。
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