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    土潤溽暑

    07-28,2011

    盛夏に銷えざる雪
    年を終ふるまで尽くること無き風
    秋を引いて手の裏に生る
    月を蔵して懐の中に入る
    白居易

    白くてまるい羽の扇
    これはその色からいえば
    真夏にも消えない雪。
    その効用からいえば
    年中尽きることのない風。
    手に取れば涼しい秋が手の中に生まれ
    懐にしまえば、まるい月がすっぽり
    自分の中に収まってしまいます。

    白老人、やりますね。

    丸い扇。
    それを自分でいかようにもできる。
    見立ての極が詰まっています。

    物事は多面体。
    いかようにも観ることができる。
    生きることもまた然り。

    人間は構造上、目の前のものの数十%しかみることができないのだとか。
    人は日々、残りの何割かを自分の脳で補いながら
    ただ自分のみたいものだけをみて生きている。
    真実を捉えることなど永遠にできないのです。
    だからこそ
    いかようにも面白く
    心で様々なものを手にして自分を形作っていける。

    私達は、天晴れな脳みそを手に入れた
    哀しくて幸せな生き物です。

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