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    名香の力と豊かとバタバタと

    09-30,2012

    香筵当日。
    お手伝いながら、先生のご配慮で、
    一席目、ご当主様とご同席させて頂く。
    まずは名香鑑賞。

    本日の名香は、
    名香「たつどし」
    十種名香の内「法隆寺」
    百二十種名香の内「白浪」
    伊達家縁の一木四名の名香「柴舟」
    そして、本日に相応しい、
    志野五十種名香「十五夜」

    余計なものを取り去って
    ただ一心に消え行くものと向き合い
    去り行くものを
    自分の内に手繰り寄せる
    香の何がよいのかと人は問う
    芯のあるこの静けさ
    不思議に解放されるこの軽やかさ
    雄久の時間が私の中に満ちてくる
    豊かとしかいいようのないものが
    身体深くで広がる
    ただそれだけのことで
    何と上手く説明できない
    以前聞いた柴舟は佐竹家伝来、
    今回は真田家伝来のものだった。
    こんなにも違うものかと。
    名香の力になぎ倒された。
    帰省してよかった・・・

    伊達政宗が主催した、
    日本に現存する最古の香記録を
    床に掛けて、午後には十炷香を。
    試香三炷の後、本香十炷を聞く。
    試み香の三炷と客を聞き当てる組香。
    十種香札を使って一炷聞いたら
    直ぐに答えの札を入れる。
    聞き損じて、
    入れた札を巻き戻したい
    そんな気持ちをぐっと押さえる。
    なかなか男前な香遊び。
    関東よりお越し下さった香人が
    さらさらと執筆をなさって
    普通の組香とは比べ物にならないほど
    大変なので、
    書いているお姿を拝見できただけで
    勉強になった。
    正宗は五炷も聞きあてている。
    流石、伽羅人と言われた方。

    香筵は、潜渕館で行う準備をしていたものが
    台風で急遽、会場が木屋旅館となり、
    朝から着物で道具を持って走り回った。
    香と呈茶と、ロビーでハーブティーなども差し上げたので
    準備がバタバタとして
    気持ちもあたふたしてしまった。

    呈茶のお菓子は、
    塩芳軒の息子さんが営まれる
    聚洸の「初雁」。
    久しぶりにほっぺた落ちた・・・
    ハーブティーのお供には
    真珠の一大産地宇和島の
    真珠を使った食コンテストで入賞した
    風人月下の「パールマカロン」
    ハーブティに合うように、
    味を優し目にして、
    愛媛の栗で作ったもの。

    美しいキモノの撮影も入っていて
    雨コートの襟元にタオルを巻いて
    走り回っていたのが
    あたふたとそれを脱いで
    お手伝いの私達まで撮って下さって
    ああ、多分顔くしゃくしゃかなあ

    ともあれ、
    帰省のメインイベントは
    雲の上で輝いているであろう
    中秋の名月の下
    無事?終了。
    反省することばかりの一日。
    おつかれさまでした。


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