スポンサーサイト

    -----,--

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    春爛漫

    03-31,2014

    本日、節ノ会。
    窓の外の桜も満面の笑みでお迎え。



    201403setunokai_convert_20140425200958.gif

    月遅れの上巳の節句。
    雛の飾りをそのままに
    橘と桜の香飾りを掛ける。

    橘は、古事記にも「非時の香の木実」として登場する
    常緑で不老不死をイメージさせる命の木
    桜は、元は梅であったとも
    春の精、佐久夜毘売に因む知恵の木とされ
    京都御所の紫宸殿に植えられている
    魔除けの意味合いもあるもの。
    節句は祓えの行事。
    雛飾りに飾るのは
    厄災から女の子を守る意も。

    上巳の祓え植物は桃花・母子草・蓬
    露地の桃を入れる。
    やはり節句は旧暦が相応しい。

    上巳は毎回点心をご用意。

    ようやく出始めた筍。
    今回初めて八百屋のお兄さんから
    雄雌があることを聞いた。
    雌の柔らかい筍を選んで焚きあわせに。
    蕗、独活、こごみ、うるいなど香りのある山菜を
    甘酢に漬けたり、胡桃和え、酢味噌和えなどにして
    三色の団子は辻留さんの本から
    ピンクは海老を叩いて
    緑は真蒸地に抹茶
    黄色は黄身に自然薯
    向付はスルメ烏賊にイクラ
    焼蛤、桜鱒幽庵焼、色合いに金柑や飾り麩。
    薄焼卵の中身は湯に通した胡瓜と人参と鯛。

    椀盛は道明寺粉を使って桜餅風に。
    桜花を添える。

    ヨモギは蓬麩でと思っていたら
    直売所に生の蓬が出ていたので
    タラの芽と共に天ぷらに。

    色々お味噌で田楽。

    飯物は金目鯛と柑橘、
    甘酢に漬けた花びらを散らして。

    手作り練習中の和菓子。
    三色の外郎皮で黄身餡をくるんだ「吉野山」
    桜の花漬を寒天に閉じ込めた
    フルーツあんみつ。
    蜜は掛けずに北海道の小豆を煮込んだあっさり餡子で
    さまざま桜と琥珀を薄茶と共に。
    透明な器は春の光
    爛漫にとりどりの色を置いていく。

    お食事の後は桜香。

    窓の外の桜を見ながら
    香のお花見。

    紀貫之の歌を証歌に
    桜・雪・風の香を聞き
    桜を見つけられたら無事にお花見。
    桜を見つけられなくても
    長閑な風に吹かれる風の当たり
    山中にのんびり閑居する雪の当たり
    全問正解なされば
    春の趣を味わいつくした達人で春興。
    当たらずの方は花冷えにて
    お花見できず。
    組香の素敵なところは
    言葉の優しい豊かさ。
    最後はみんな笑える下附けがついている。

    初めてご参加の方が見事全問正解。
    眼にみえるもののみにあらず
    心にも素敵なお花見となれば幸い。

    全部終わった後、冷蔵庫を開けたら
    ホタルイカと菜の花昆布締め
    ワカサギの南蛮漬けが忽然とスタンバイ。
    盛り付け忘れた・・・
    生青のりと生桜海老を掻き揚げにと思っていたら
    失敗してお出しできず・・・

    毎回、何かポカちゃんですが、
    お客様のおかげで様々なことに
    チャレンジできて感謝です。

    夕べの光の中
    桜が輝いて微笑んで。





    スポンサーサイト
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。