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    地蔵盆

    08-18,2011

    京都の思い出もう少し。

    京都では毎朝、通り道に幾つもある町内のお地蔵さんをお参りして出勤。
    町内の地蔵堂は普段は扉が閉まっていて、
    お地蔵さんのお顔を始めて拝見したのは、
    町内の地蔵盆でのこと。
    今も瞼に残る、優しい優しいお顔。

    お地蔵さんは、私達の一番身近にいる菩薩さま
    辛いときも必ず傍にいて守ってくれるのよ。

    と母に教えられて以来、私にとっては身近な存在。
    心細い毎日を支えてくれる菩薩さまでした。

    地蔵盆には提灯や旗が立ち、
    お供えの段飾りが出来、福引や花火など
    辻のあちこちできれいにお化粧したお地蔵さんを囲んで、
    お年寄りや子供たちの天国ができていて、みんなにこにこ嬉しそう。
    こんな風景はなんだか昔々みたいで、京都は本当に不思議な町。

    24日は旧家内のお地蔵さんの地蔵盆。
    個人の敷地内のお地蔵さんなので、こちらは
    ご近所さんとは別の個人の地蔵盆です。

    お地蔵さんがご開帳され、お顔を覗き込むと、
    もうお顔がわからないほど古いものでした。
    朝、お地蔵さんにお膳が上がり、お赤飯や紅白の鏡餅、季節のお野菜、
    お菓子などが三宝に盛られます。
    ご親族や系列会社からの品々も一緒に、お地蔵さんの前に段飾りを組み、
    盛りだくさんにお供え。

    平行して、敷地内の内庭の両側に縄を張り、提灯の道ができます。
    陽が落ちると、お地蔵様から続く何十という提灯全てに蝋燭が灯ります。
    提灯にはそれぞれ、各御親族のお名前と住み込みの者の名前が書かれており、
    この名前入りの提灯を作ってもらうと、家長様に認められたということのようです。
    でも、紙に蝋燭という昔ながらの提灯なので、次第に焼けて減っていくようで、
    一番古い代で、私が教えて頂いた先生の名前が一つだけ
    ボロボロになって残っていました。
    提灯の蝋燭がひとつひとつ消えてゆき、最後の一つが消えてから
    全てのものを下げます。
    終わると9時を過ぎていましたが、
    闇の中に微かに揺れる提灯の道を歩くのは素敵なことでした。
    新しい住み込みさんから名前を辿りながらお地蔵さんに着くと、
    家長様と跡継ぎ様の提灯が幾重にもお地蔵さんを照らしていました。

    辛いときも毎朝私のお参りを受けて下さったお地蔵さん。
    みんなでお祀りできるのは本当にありがたいこと。
    色んなことがあったれど、こうして神仏に守られて
    もうひと踏ん張り。
    思えばお地蔵さまが身近にいて下さったからこそ
    何とか続けられたのしょう。
    神仏に手を合わせる
    古からどれだけの人がどんな思いでこうしてきたのか。
    私もその縦の糸のささやかな一よりです。





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