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    時間の花

    09-21,2011

    台風と共に靴下。
    蛇口から流れる水が温か。
    はちみつ少し固まる。
    そして、
    ようやくかき氷にさよなら
    できそう?

    朝から暴風雨。
    こんな日は公明正大に
    読書タイム。

    久しぶりに「モモ」を取り出す。

    20ページもいかないうちに涙
    胸がいっぱいになり
    無性にワクワク
    ドキドキハラハラ
    夢中で読み切る。

    私は本を読むのが遅い。
    大体時間切れになって
    用事をすることになる。
    だけど
    幾つになっても何度読んでも
    この物語には心底没頭してしまう。

    モモが見た時間の花

    私も時のようなものを見たことがある。
    それは死とそして死んだ後にいくところ
    夢ならばもっと輪郭が甘く
    忘れてしまうのに
    くっきりと記憶から去らない。

    ずっと昔
    ゴーストという恋愛映画を見たとき
    天からの光に昇っていく魂と
    地の底に引き込まれていく魂
    この光景を知っていると思った。
    私も善良な人が多くの後悔ゆえに
    地を這う影になるのをみたことがある

    いつなのか
    私ではない誰かの人生があって
    でもそれは確かにこの私自身で、
    森の家のベッドで静かにその生を閉じていく
    やがて頭が空白になったときにある
    あの白が拡散しきったような
    光に包まれて天に昇り
    地球の外で弧を描く星の欠片になる
    流れる弧は私のような小さな欠片の集まり
    それぞれ違う無数の音色を重ねて
    音のないひとつの音になる
    静かなのに豊かで
    あふれ出して でも静かな
    それはとても遠くて
    けれど寂しくも怖くもない
    真に安らかな
    留まることのない光の河

    不思議で確かな記憶

    いくつもいくつもそんな
    違う生の断片が私の中に残っている

    だから
    モモの物語を読むと
    ほんとうのことが
    書かれているのだと
    わかる。

    私の見た夢の確かさは
    私にしかわからない。

    この地上に一つの後悔も落とさないようにいこう
    後悔は地に自分の足を縛り付ける鎖
    だから、後悔しないように現在にいること
    ただこれだけを忘れないように
    そして
    それでも悔いてもう取り戻せない過去の時間を
    今の自分に含んで未来を生きていく
    自分の来し方を全て持って
    それを昇華したり推進力にしたり
    軽く軽くしてやがて忘れ去り
    これでいいのだと
    言えばいいのだ

    バカボンのパパも
    ほんとうのことを言っている

    死は美しい場所
    私の見たことが今の私の終わりに
    訪れるのかわからない
    でももう一度
    あの美しい光の束をみたい
    無音なのに満ちているあの壮大な豊かさに
    触れたい

    窓を打つ台風風がくれた時間
    懐かしい私をありがとう。

    こんなことを書くと
    変な人だと思われるんだろうなあ
    でもね
    人は誰しも皆
    変な人。
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