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    人生と共に1本。

    09-23,2011

    お散歩中、柿の木のある家を発見。
    ほんのり色の差した青い渋柿がたわわについている。
    故郷では当たり前のような風景。

    愛媛では、昔はお嫁入りの時
    必ず渋柿の苗を持参したそう。
    新しい住処で
    葉は緑茶の代わりに
    ふんわりやさしい味の柿の葉茶に、
    実は冬の保存食、干し柿に。
    ゆったりと色づいて落ちる
    絵のような一枚一枚の葉もいい。
    渋は雨合羽や釣り糸、魚網にも塗られ
    防水性のある補修剤にも。
    お隣の香川には伝統工芸の讃岐一閑張もある。

    柿の木はタンニンを多く含み、
    遺体を完全に灰にできるため、
    火葬の燃料ともした。
    柿の木には、
    「私が死んだらこの木で焼いて下さい」
    という意味が込められているから
    一本で充分なのだと
    農家のおばあさんに伺ったことがある。

    見事に無駄の無い知恵の塊。
    人生と共に一本。
    今、この木に代わるものは何だろう。

    またこの道を通りに来よう。
    日毎に色を増していく実り
    故郷の色を見に来よう。

    そして、自分の一本を
    定めたい。
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