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    原点。

    10-17,2011

    私の初めてのお弟子さんは
    お米屋のおばさん。
    看護婦として勤め、結婚後は
    婚家の家業のお米屋を営みながら
    舅姑夫に仕え、息子さんも
    しっかり家業を継がれた。
    母よりも年上だったけれど
    優しくて情に篤くて面倒見の良い
    綺麗な方だった。

    お別れするとき
    自分の人生でこんな時間が過ごせるなんて
    先生のおかげです
    と言って手を握って下さった。
    ずっとお茶に憧れがあって、
    でも時間もないし気後れもするし、
    今更という思いもあって諦めていたと。
    でもお茶ができて幸せだったと
    仰って下さった。

    本当は私の方がそのお人柄から
    多くのことを教えて頂いてきた。
    その方を筆頭にお弟子さんたちは
    本当にいい方ばかりだった。
    今でも一人一人のことを思い出す。

    お茶はお金がかかる。
    茶室やお道具だけでなく、おつきあいや様々含め
    理想を追い求めればきりのない世界。
    それは私自身が一番よく知っている。
    自分のできる範囲はもう弁えている。

    私は普通の庶民だけど、
    それでも茶の中でもがき楽しみたい。
    これまでもこれから先もまだまだ。
    そんな私だから出来ることも
    きっとあるだろう。

    私の原点。
    教える者としての私の初心は
    お米屋のおばさんにある。

    普通の人が普通の暮らしの中で培った
    自分自身をさらに豊かに楽しくできる
    アイテムの一つに茶がなればいい。
    私もそんな人たちと共に学びたい。

    これまで私は沢山の師に出会い、
    茶の恩恵を受けてきた。
    貴方にはお茶を続けてもらいたい
    そう仰って様々な体験をさせて下さった。
    だから、私には受け取ったバトンを
    渡す使命がある。
    先に恩恵を受けてしまったから
    もう一抜けはナシ。
    正座ができなくなるのが先か
    頭が朦朧とするのが先か

    いずれにせよ
    茶と共に生きて出逢い
    私には手渡すものがある。
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