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    思い出の灯

    06-16,2012

    さて、本日は
    先日の森のテーブルのお礼のお食事会。

    テーマは夏越。
    一年の終わりは年越し。
    半年の折り返しは夏越し。
    半年を無事過ごせたことに感謝し、
    残りの半年を健やかに過ごせるように
    神様の御許で穢れ祓いをするのが
    夏越の祓。
    以前も書いたけれど
    西では毎年欠かせない
    夏の行事の一つ。

    こういう節目の食事を節会と言う。
    現代では御節に名残が残るのみとなってしまったけれど
    節句の食事は全て神様に捧げ
    人もお相伴するもの。

    ということで、
    夏の禊となるような
    元気の出る旬のもので献立を整える。
    お味の方は家庭料理の
    ありのままをお許し頂いての茶懐石。

    露をたっぷり打った膳を持ち出し
    杯事は梅酒にて。

    飯器でお汁替え、汁は露地の茄子。
    茶の湯では11月の開炉の懐石は
    真っ白の白味噌。
    気候が暖かくなるにつれ
    八丁を混ぜ、夏場は八丁がメインの赤味噌となる。

    煮物椀は、沢で採れるようなものを用いることで
    その名がついた沢煮椀。
    焼物、預け鉢、進肴
    と駆け足でお出しして
    私も同席。

    ゆっくりおしゃべりして
    梅と新生姜の箸洗いの後
    お酒をあまり召されない面々ながら
    も一度八寸。
    湯桶香の物で締め。
    水無月を召し上がっていただいた後
    水紋と青楓の干菓子で薄茶。

    リビングには傘の掛花入。
    外は雨だけれど、
    閉じた傘は雨アガル。

    清めの節会の後、
    禊祓いを水辺に移して
    和室には天龍寺精拙老子の一行。
    雲白山嶽青
    晴れた遠景を掛ける。
    蛍籠の炭斗を花入れに見立てて
    黒柿蛇籠の香合を。

    後は蛍が出るのを待つばかり。

    水指は大好きな道具の一つ
    利休好みの釣瓶。
    これまた大好きな
    仙叟好み川太郎と取り合わせる。
    替茶碗に
    そっと蛍を忍ばせて。

    この日の蛍が
    お二人の
    水無月の思い出の中で
    いつまでも淡く光って
    この出逢いの目印となるように
    そんな願いを込めて放つ。

    ついでにお香も、とのリクエストで
    三炷を鑑賞して頂く。
    香の印象をその方らしい言葉で語られる
    好奇心がいっぱいのお二人に
    こちらも嬉しくなる。

    足元の悪い中を遠路
    頃の良い時間にお運び下さり、
    素敵なお手土産と笑顔を
    たくさんありがとう。
    呼ばれたら呼び返すは
    茶人の基本。
    先日のおもてなしの
    お礼となればいいのだけれど。

    写真を撮る暇がなくあるのはこれだけ↓
    wabunnkaasobi6_convert_20120621172808.jpg
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