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    節供は禊

    07-11,2012

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    憶ひ得たり少年にして長く乞巧せしことを
    竹竿の頭上に願糸多し    白

    ―七夕の宵、竹竿に五色の願いの糸をたくさんかけて
    梶の葉などに願い事を書き付け、お供えをして
    少年少女が学問できるように、裁縫が上手になるようにと
    牽牛と織女の星に祈る姿を見ながら
    少年の日の自分を思い出しているー

    これが中国より渡ってきた
    星祭伝説と乞巧奠の七夕の風習。

    日本の七夕は本来、
    7月の盆の先祖祭に繋がるものであり
    お盆の前に穢れを払い清める
    一続きの民族行事であったものが
    お盆は先祖祭としての意味合いを強めていき、
    七夕は星祭として切り離され、
    中国よりの渡り文化とごった煮になりながら
    現在では、ロマンチックな星物語がメインの形が
    定着している。

    私の故郷では七夕の笹飾りを川に流して祈る。
    けれど、その日に降る雨を清めの雨と呼び
    尊んだりもする。
    涙雨では?
    それが不思議でもあった。

    調べてみると、
    日本の節供には全て
    祓え清めの意味合いが含まれており、
    水や植物を用いた禊が行われるということに辿りついた。

    五節供は、江戸時代には幕府によって定められ、
    中国より伝来したものでありながら
    都市と農村、東西で細々とした違いを含みつつ
    日本独自の風習と結びつき浸透していった。
    その日本独特の風習が、穢れ祓いの考え方である。

    人日の七草は新年お初の新鮮な草を頂くことで身体の気を清め、
    上巳は人形を川に流し穢れを祓う。
    端午は菖蒲の力を借りて湯で悪鬼を祓う。
    七夕は飾りを川に流して祈り、
    重陽も菊の力で厄災を払い、地方によっては人形を川に流す。

    ことほど左様に日本人は
    与えられたものを独自のものと
    融合させるのがうまい。
    自分の眼差しで本質を捉えることができるからだと思う。
    この素直さは嬉しい資質で、
    この国で、両方の文化が活きて
    続いていることもまた誇らしい。

    文化は体験してこそ繋がる。
    ひとりひとりが次代へ申し送るもの。
    敷居は低いほどいい。

    私は日本が大好きだ。
    日本が誇らしい。
    日本人の素直さと眼差しを
    素晴らしいものとして
    誰かと共に体験し、繋げていく
    日々に折り目をつけながら
    古の人たちから私へと続いている
    流れの中で暮らしていきたい。

    日本人のお風呂好きは身体感覚のみによらず
    さあ、毎日の穢れ祓い
    お風呂にいってきます。



    七夕過去記事 一欠片

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