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    秋の宝石

    09-04,2012

    懐石教室。

    十月は名残の月。
    茶人の正月、口切を前に
    残花を愛で、やつれ風炉に藁灰
    道具もこなれて、古茶を惜しみ風炉を惜しむ。
    懐石もすこしセオリーを外してもよいのでは
    との、先生の献立を面白く見る。

    胡麻だれを作るのに、摺り撥で胡麻をゴリゴリ。
    先生は見兼ねて、ゆっくり優しく当たってみせる。
    茶葉を茶臼で抹茶にする時もそうだけれど、
    こういうことに正に性格がでるんだなあ。
    勿論、味にも出るのです。スミマセン(;_;

    向付も焼物も進肴も中々面白くて
    やってみたいことてんこ盛り。
    飯も白でなく、赤米をまぜて紫に。

    今年お初の銀杏
    皮を向いてたっぷりの荒塩に火を入れ
    埋めるように煎る。
    透き通る濃い碧。
    秋の宝石出来上がり。
    温かいうちに松葉に刺して八寸に。

    素材のひとつひとつに手をかけていくと
    そのひとつひとつが愛しくなる。
    胡麻を摺る先生の手が
    優しい意味が分かる。

    心に愛だけでない
    具体的な手間隙の修練
    この二つが基にあって
    初めて料理になる。
    そしてそこに
    今の自分が照らし出される。

    優しさって深い。
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