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    浦島太郎

    09-14,2012

    懐石の先生のお手伝いで
    裏千家の東京道場へ。
    松花堂弁当と椀物の
    盛り付けと配膳を末座で。

    家元が京都にあるので、
    西日本では、何かの折は
    今日庵に伺うのが普通のことで、
    東京道場の存在は知っていたけれど、
    どこにあってどんなところなのか
    実は知らなかった。

    新宿の先生のお店から
    材料を満載した車で10分ほどの
    閑静な通りにあり、
    中に入ると懐かしいあの香り。

    松花堂弁当は、吉兆の湯木貞一創始者が
    大阪にある貴志家茶室「松花堂」での茶事の折、
    貴志家の当主から依頼されて納めたのが初め。
    松花堂という名前は、江戸時代まで遡り、
    岩清水八幡宮の社僧であった松花堂昭乗が
    農家の種入れを面白く思って
    絵の具入れや煙草入れに使用していたことからきている。

    数百年経ってお弁当箱として
    再び脚光をあびた
    種入れ。
    用のものは、場を変え時代を変えても
    どこまでも命が続く。

    十字の仕切りによって作られる
    四つの空間に今回はそれぞれ、
    焼物、炊き合わせ、和え物、飯物が
    彩りよく盛り付けられる。
    飯物はオリジナルの菊の物相で
    手早く抜かれていく。
    先生が最後に盛り付けの確認をして
    会場に運ばれる。

    椀物は会場横で
    菊花真蒸と茸を葛引きにして。
    茶筅で青柚子を振る。
    合間に跡取りの息子さんに
    真蒸地のことや
    懐石関係の質問を受けて頂き
    いい勉強になった。

    白衣と前掛け、帽子を被って
    一人前のユニフォームを着せて頂いたので
    最後まで先生は私に気付いておられなかったようで・・・
    お店に帰ってユニフォームを着替えてご挨拶しながら
    二人で笑った。

    稽古をつける業躰先生のお声、
    どこまでも続く畳と襖。
    炭と灰の香り。
    懐かしい方にもお会いできた。

    10年一昔と言うけれど、
    本当に時が経ったのだと実感。
    浦島太郎の心地。

    お声をかけて頂いたおかげで
    久しぶりの家元周りの雰囲気に
    触れることができた。
    優しく教えて頂いて、
    ご一緒した方々にも感謝です。
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