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    目に見えないもの。

    10-03,2012

    道端で立ち止まって
    地図を見ている
    歩き遍路さんに遭遇。

    何も持っていない時は
    飲み物を買って頂けるように
    小銭をお接待する。

    そう、
    四国には「お接待」という文化がある。

    お接待は
    施しではない。
    善意でも奉仕でもない。
    だから、恥ずかしいとか
    衒いとかとは全く無縁のもの。

    お遍路さんがいるとなぜか嬉しい。
    声をかけずにはいられない
    子供は元気に挨拶するし
    声かけして握手したり
    果物やお菓子を持っていれば
    差し上げたり
    お年寄りは遠くからでも手を合わせる。
    何でもいいけど
    何かせずにはいられない
    別に信仰心でもなく
    なぜかわからないけれど
    これはきっと四国のDNAだ。

    歩き遍路さんにお接待をすると
    たいてい、お寺に納める
    ありがたいお札を渡して下さる。
    丁寧に遠慮すると、名前を聞かれる。
    これから巡るお寺で
    名前と共にお経をあげて下さるのだ。

    お接待は、
    自分の持ち物を分け与えることとは
    真逆のもの。
    同行二人と人の言う
    お遍路さんご本人とお大師様が共に
    遍路道を歩く。
    そしてそれは二人にあらず
    お遍路さんは沿道の人たちの
    業も一緒に持って歩いて下さる
    だから四国の人はみんな
    「させて頂く」と言う。

    お接待は当たり前で
    軽やかで明るいもの。

    どうぞご無事でと心で念じて
    後姿を見送る
    ちゃんと間違えずに曲がったかどうか
    いつも気になる

    でもまたそこにいる誰かが
    教えて差し上げるだろう
    間違っていたら
    追いかけてでも。

    四国にいると
    目に見えないものが
    とても大きい。
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