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    相生

    01-14,2013

    中央林間にて茶友の初釜。
    一昨年関東に越してきて
    茶の湯から遠ざかっていた私に
    折に触れ声を掛けて下さる
    学園同期の雪月花の友。

    雪の予報だけれど
    昨日は穏やかで、今朝も小雨ちらほら。
    東横線に乗り換えてしばらくすると
    電車越しに雨が雪に変る。

    会津ご出身のご亭主。
    昨年の床はあの一本松。
    今年は幾分穏やか。
    青々としたわん柳。
    梅に紅白の椿。
    皆具は木賊の意匠。
    やはり磨くんだな。
    落ち着いた翠とご亭主のお召し物が
    お互いによく映って
    点前座の景色も美しかった。

    初炭で清しい年頭の香に包まれ
    今年の初茶。お手づからの濃茶を頂く。
    茶入れの白がころんと
    仕服から零れる。
    手捻りの茶碗は何ともよい頃合。

    お弟子さんのお点前での薄茶。
    お着物の似合う美しい方。
    今年も美味しいお茶を頂いた。
    沢山のお弟子さん達が
    先生の茶を受け取って
    また一年稽古に励まれる。
    こうして一年一年を重ねて
    お茶の人になっていく。
    ふつつかな正客ながら
    ご一緒させて頂けて私も身が締まった。

    茶杓の銘は相生。
    心で反芻しながら持ち帰る。

    昨年頂いたのは櫂。
    力強く手渡されたのに
    護られた浅瀬を
    ちょろちょろしただけのような。
    瞬く間の一年。

    相生は
    夫婦が仲良く長生きすること
    共に育つこと。
    一つの根元から二つの幹が分かれて伸びること。
    二本の幹が途中で一緒になっていること。
    そして陰陽五行でいえば、
    順に相手を生み出していく陽の関係。

    しみじみと
    ご亭主のお心を受け取る。
    受け取るばかり
    どこかでそっと私も誰かに
    こうして送りたい。

    今年の私は手渡されたものに
    どんな私らしさを付加していけるだろう。
    二年越しの櫂で
    来年の今頃は
    少し前に進んでいるだろうか。

    感謝。
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