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    費やした時間

    03-07,2013

    紅茶教室。

    テーマは「禅と紅茶」。
    なぜに禅と紅茶?
    この目の付け所の妙。
    今回も?とワクワクを持って出かける。

    茶の歴史、禅語のお話の後、
    紅茶で闘茶。
    紅茶も同じお茶だから
    これはまさにあり。

    抹茶には茶カブキというものがある。
    その遊興性からギャンブルの対象となり
    禁止令が出るほどに流行した。
    裏千家では現在、
    七事式の中にその姿が残っている。
    最初に試み茶を二種頂き、
    続いて本茶三種を喫み、
    上林・竹田、客と喫み分ける。

    七事式は禅の修行の基本理念【七事随身】に倣い、
    徳川中期に作られた茶道の修練課目。
    課目の全てに無学老師の偈頌が添えられている。
    茶カブキ之式には
    干古干今截断舌頭始可知真味
    舌先の味覚は仮の判断であり、
    本当の味はその舌頭を断ち切ったところにある
    という偈頌が添えられている。
    香もそうだけれど、
    上辺に漂うものの奥へと連なる
    幽かなものを心眼を開いて見つけにいく。

    紅茶でこれをやるというアイデア。
    煎茶師範のお顔もお持ちの先生だけあって
    根本を使いこなせているのだと
    改めて目の付け所と
    研鑽の深さを思う。

    紅茶って洋のイメージが強いけれど
    こうした独自の講座に参加した人(私のような)が
    ブログに詳細を書くと
    その記事を見つけ出して
    そっくりそのままご自分の講座で使う
    お紅茶の先生もいらっしゃるとのこと。

    世の中は広いようで
    息苦しいまでに狭くなってしまったのかも。
    アイデアは一瞬の煌き。
    一度掌から放すと
    拡散してどんどん陳腐化していく。
    世の中に溢れている無料の情報は
    こうして泡のように溢れ続けていく。
    その泡の一粒は
    人が自分の時間を費やして
    アイデアを裏づけしながら
    ようやく形にしたもの。
    ひょいと無料で拝借することは可能で
    止められないけど

    お月謝や受講料は
    その先生の費やした人生の時間に対して
    払うもの。
    元手がゼロなのにお金を頂くのは怖いこと
    いずれにしても
    教える者として続かない。

    先生と名の付くものは
    自分自身の研鑽が大切なのは言うまでもない。
    当たり前のことながら
    それは気の遠くなるくらい厳しいこと。
    その厳しさを永遠に続ける覚悟が
    先生というものの本体だと思う。

    無料ほど怖いことはない。
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