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    節ノ会 ー茶懐石&菖蒲香ー

    05-13,2013

    20130503.jpg

    端午の節ノ会。

    重陽の時にお話した茱袋。
    端午の前日に薬玉に架け替えます。
    薬玉は魔よけの縁起物。
    香りで邪気を祓うもので、
    枕草子や源氏物語にも登場します。
    元は、菖蒲や蓬を五色の糸で貫いた簡素なもの。
    平安時代には、季の草を編んで丸くし、
    菖蒲や蓬の花で周りを飾って
    五色の糸を垂らしたものとなり、
    室町時代には、中に麝香や丁子、沈香などを調合し
    周りを造花で飾った匂い玉へと移りました。

    薬玉は作っていないので、
    玄関の香飾りは
    芍薬と藤を香袋に刺し、五色を垂らしました。
    芍薬はギリシャ神話では
    黄泉の国の王をその根で治した
    医薬の神さま。
    漢方薬でも重要な植物の一つです。

    我が家の五色は青・赤・黄・白・紫
    この色組は中国の陰陽五行説から来ていますが、
    中国では天帝の色であった黒は
    古の日本では黄泉に繋がる色として厭われ
    黒の代わりに紫として
    現代に伝わる一般的な吹流しとなったようです。

    本日は茶懐石を差し上げるので、
    まずはくみ出しを。
    本来は釜の白湯ですが、
    古は、この日に蘭を入れた湯をあびたともあるので
    原了郭の蘭の香煎としました。

    旬のもので節を頂いた後、
    みんなで菖蒲香。

    五月雨に沢辺のまこも水こえて
    いづれあやめと引きぞわずらふ

    源頼政の歌を証歌に
    頼政が一目垣間見て虜になって焦がれた
    菖蒲前を見つけます。
    鳥羽院の女房達の何れ劣らぬ美貌のように
    なるべく香りの近い香木を組んでみました。
    無試の香りは全て聞き捨て
    ただ一目見た菖蒲前だけを
    一途に探し当てる組香。

    他に心奪われず、菖蒲を見つけた方が叶。

    香りで禊。
    入梅前のこの時期を
    また新たにお健やかにお過ごし下さいね。

    ご参加ありがとうございました。
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