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    清心会 初風炉の会 ー茶懐石の頂き方ー

    05-14,2013

    本日、初風炉の会。
    初風炉を寿ぐ
    慶びの一会。
    機会を捉えて
    茶事に繋がることをお伝えしたくて
    茶懐石の頂き方をお勉強。

    相国寺 有馬頼底師の
    明歴々を掛けて
    すなおな心で向かいます。

    茶懐石は禅の食礼を考え方の支柱として
    茶事の中で濃茶を頂く前に食べる食事のこと。
    温石から来ており、季のものを簡素に頂く
    一汁三菜(汁・向付・煮物椀・焼物)が基本。

    茶懐石で一番大切なもの
    私はご飯だと思う。
    お客様が召し上がるその時から
    逆算してお米を釜に掛ける。
    そして、お客様の一口目
    まだ芯まで蒸れていない炊き立てを
    一文字で差し上げる。
    そして、少し蒸れたご飯を飯器に
    一人分ずつ積んでお出しし、
    もう一度、芯まで火の通ったご飯を
    今度はたくさん召し上がって頂けるように
    飯器にたっぷり入れて持ち出す。
    最期に残った釜のおこげをこそいで
    さらに乾煎りして
    湯桶に入れ、熱い湯を注いで
    湯漬けにして召し上がって頂く。

    そこにあるのは時。
    ご飯が蒸れて火が入っていく
    その移ろいを舌で心で
    共に共有する。
    それが茶の懐石。
    一座建立の醍醐味は
    五感を開いて共に時を過ごすこと。
    亭主の時とお客様の時と
    ご飯の中にはその全てが詰まっているようで
    私はいつも
    ご飯の香りがありがたい。

    家は電気釜なので、ほんとうを
    全てお伝えできないかもしれないけれど
    茶の懐石はお料理の技や珍味のみにあらずと
    分かって下さると嬉しい。

    本日のお献立は、
    一文字に蓬麩を落し辛子で。
    向付は旬の伊佐木。
    椀物は青豆の皮を剥いて実を裏ごしした真蒸に
    破竹と青柚子を添えて。
    焼物は鰤の味噌漬け。
    預け鉢は蕪と蛸にスナップ豌豆。
    昨日の客様がお持ち下さった
    柔らかい木の芽を
    パチンと叩いて香りを。
    進肴は新じゃがと蟹の三杯酢。
    胡瓜と椎茸、家で育った青紫蘇入り。
    箸洗いは針生姜。
    八寸は蛍烏賊とアスパラの味噌漬け。
    湯桶&香の物。

    茶懐石の作法をきちんとしようとすると
    お酒もかなり頂くので、
    千鳥の杯は説明のみとさせて頂いた。
    私の茶友の男性などは
    喫茶去ならぬ喫酒去と言っては
    懐石をほどほどにしておいて
    薄茶の後、もう一度八寸から
    酒宴ということもある。
    もてなしなので、メンバーが許せば
    それもまた可。

    縁高で樟物を頂いて
    干菓子で薄茶。
    順に点前して頂いたけれど、
    考えてみれば
    今日、風炉のお点前お初の方もいらして。
    皆さまよくなさいました。
    お着物の方々も素敵な帯合わせ。

    朝、生徒さんがお庭のお花をたくさん切って
    お持ち下さった。
    お庭で初めて咲いた初花も。
    涙が出る・・・
    今日の一番はこのお初の命です。
    大切なものを
    ありがとうございました。
    お片づけまでお手伝い下さって
    みなさま
    おつかれさまでした。

    来月は花寄せ。
    茶花の勉強を致しましょう。

    20130514.jpg
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