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    型染めの浴衣

    09-08,2013

    19歳の時に母が見立ててくれた
    竺仙の型染めの浴衣。

    P1060755_convert_20130927152633.jpg

    その年頃には少し
    地味で大人びていたのだろうけれど
    織り感のある
    シャリッとした生地も気に入って
    よく着ていた。
    学生時代の夏の写真は
    この浴衣姿のものが沢山ある。

    仕立上がりのたとう紙を開くときの
    胸の高鳴る感じは
    多分この浴衣が教えてくれた。

    色の移ろいが面白くて
    細々としたこの柄と色を
    初めはこわごわ
    いつしか夢中になって
    画用紙に水彩で写してみた。
    小さな部屋に浴衣を広げ
    顔を寄せて、線を滲ませ
    何度も描いたんだ。

    初めて仕立ててもらった
    アンサンブルは織りの着物で
    お茶用の無地紋付に柄はなく
    振袖は大きな仕事過ぎて
    私にとって
    等身大の染めとの出会いは
    この浴衣から。
    初めて型染めという仕事に触れた。

    あれから26年・・・
    白地の浴衣を好んで着た時期を経て
    またこの浴衣が着たくなった。

    摺れていた襟を仕立て直してもらって
    ひと夏、稽古に着て
    もう衣替え。

    こうして巡る季節と共に
    ロングスパンで傍らにある。
    夢中で描いたあのスケッチはもうないけれど
    あの時の瑞々しい感動が
    たとうを開く度に
    毀れてくるようで。

    おつかれさま。
    きれいになって
    夏までおやすみなさい。
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