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    稽古場をつくる

    11-29,2013

    関東に来ての素朴な疑問。
    関東間の稽古場で教えている先生は
    どんなふうに教えていらっしゃるのだろう
    ということ。

    茶の湯の点前は
    大分変わってきたとはいえ
    厳密なかな割りで成り立っている。

    利休という人は
    スケールの大きなイメージだけれど
    もののサイズには
    とても拘った人だと思う。

    そうでなければ
    あんな完璧な茶碗をオーダーできないし
    哲学的な茶室もつくれない
    こんな完全な点前手続き
    後世に遺せないと勝手に思う。
    美は空間の取り方
    バランスでもあるのだから

    西での稽古は何目ということに
    とてもうるさい。

    こちらに越してきて
    しばらく賃貸の和室で稽古したけれど
    「だいたいその辺りに」
    としかお伝えできないほどに
    身体や道具に対して
    畳幅に余裕がない。
    一畳が何だか窮屈で。

    新居に稽古場をつくる

    コンクリートの
    サイズの決まった空間で
    広間のセオリーを満たすのは
    難しいと最初から分かっているから
    稽古のできる和室という位置付けで
    考え始める。

    ということで
    もともと関東間だった8畳
    点前畳だけでも
    無理矢理京間サイズを押し込む。
    しかも床の間も作りたい
    当然、後の畳でサイズのやりくりを
    しなければならない。
    敷きあわせの関係もあるので
    全体としておかしくならないように
    サイズ足らずの空間で
    さまざまなことを満たそうと頭を捻る。

    一番簡単で完璧なのは
    すでにある有名茶室の写しを作ること
    寸法も材も全てわかっているから
    何も考えなくても
    その通りに同じものができる。

    だけど意外に好きな脳トレ。
    空間をどう使うか
    現時点の知恵を全部絞って
    与えられたもので
    できる限りの最善を目指す
    ものすごく好きかも。

    畳の目数を計算し
    机上で何度も描いてみる。
    八枚それぞれ寸法を変え
    玄関のたたき部分を少し狭めて
    8畳と水屋の壁をずらすことで
    収まった。

    次なる課題
    炭点前もできる
    本炉檀をいれるか否か
    炭点前を諦めれば
    マンション用の電気の炉檀でよく
    40cmもの床上げはしなくてよい
    茶友は一言、
    しないと絶対後悔すると。
    考えあぐねていた折、
    宝塚の先生を訪ねて
    40cm床上げした
    マンション茶室を目の当たりにする。

    過去記事

    腹は決まって後は工夫。

    大工さんと設計士さんが
    知恵を絞って下さって
    下地材の厚みを少しずつ加減したり
    最後には炉縁を半分に切るという
    アイデアまで飛び出し
    広間にはちと低いけれど
    何とか天井高を確保。

    玄関を入ってすぐが稽古場。
    床上げした下の空間に半畳強の
    畳の台を出し入れできるようにしてもらう↓

    P1070155_convert_20131227181541.jpg

    稽古場の北側のサッシ↓

    P1070158_convert_20131227181627.jpg

    ベランダから写すとこうなっている。
    障子も寸足らずサイズで
    バランスをみてオーダー。

    リビングから水屋に上がれるように
    こちらは固定の段をつける↓

    P1070227_convert_20131227181804.jpg

    床の間を横切るダクト
    小さい板で囲んで
    落とし掛けの長さを合わせてもらう。
    役釘をいくつか打たなければいけないので
    大工さんが苦心して下さる。

    P1070209_convert_20131227181710.jpg

    炉檀受けも入りました↓

    P1070160_convert_20131227181650.jpg

    リフォームは続く・・・

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