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    大福茶

    01-05,2014



    大福茶
    本年は新居にて。

    ご近所様やお世話になった方々に
    年頭のお茶を差し上げる
    感謝のお福分け。

    今年は菱瓣を手作りしてみた。
    二日前から炊いて味を染み込ませた
    牛蒡と白餡を
    赤菱、白丸と求肥を重ねて包む。
    私が作ったものでも
    出来立てはふんわり柔らかい。
    ひとつずつ刷毛で粉を払って
    お出しする。

    今年もご縁のあった方々
    お初にお目に掛かる方々
    素直に気楽にお服を上がって頂けた。

    去年もお越し下さった方が、
    出先でお茶席があっても
    自分には関係ないと思って
    よけて通っていたけれど
    ここに来て、気楽にお茶を飲もうと
    思えるようになった
    と仰って下さった。

    茶の湯は有閑マダム(古い?)の
    お着物お披露目会ではない
    お金持ちの遊びでもない
    勿論そういう面もあるのは承知だけれど
    そんな世界は
    そもそも自分とは関係ない。

    茶の湯の敷居を高くしているのは
    お茶をしている私たち。
    格式の高い一面もあるし、
    角も敷居もない喫茶去もある。
    共に気持ちのいい時を過ごす
    傍らにある飲み物が
    たまたま抹茶
    それでもいい。
    別に稽古して許状を取らずともよい。
    日本に生まれた人はみんな
    素直に茶室に入り、
    茶の作法でさらり茶を喫する。
    そうなれば素敵だ。

    その広い間口から
    奥にも出口にも
    自由に行き来できるのが茶の湯。
    何も構えることなんてない。
    未知のことにかく恥なんてそもそもない。
    まずは一服、素直に体験。
    美味しければ美味しいといい、
    花の名前や軸に書いてあることや
    器でもなんでも、興味のあるものを
    素直に触り、聞いてみる。
    そして自分の興味を知り
    出会った世界から
    自分の好きなものだけを得ればいいのだ。
    敬遠していたら人生の損。

    お茶を頂いたことがないという
    小・中・高の三姉妹。
    お初の体験というのに
    三人共、膝線をぴしっと
    合わせてきちんと畳に座れる。

    和室のない家も増えた中で
    ちゃぶ台でご飯を食べているそうで。

    しないことはできない。
    しないことは消えていく。

    お茶をしなくても
    生活の中で
    自然と姿勢が培われている。
    感心した。

    こんなに素晴らしく自由な
    日本の文化が消えてしまわないように
    この大福茶を
    ささやかでもずっと
    続けていこう。
    一人でも多くの方に
    お茶を差し上げよう。

    午後一番から
    生徒さんがお手伝いに来て下さって
    本当に助かった。
    人生の大先輩ながら
    何でもサラリと楽しまれる。

    大宗匠はいつも「茶の湯は仕え合い」と。
    えらいから仕えるのではない
    仕え合うなんて
    いつしか日本になくなってしまうような
    消えゆくものでも
    分かる人には分かる。
    軽やかに当たり前に
    人を慮れる。

    いつでも生徒さん達に教えられるばかり。


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