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    贅沢な禊。

    01-24,2014

    美馬さんのお客様に
    お誘い頂いて
    人形町にて香会。

    その方は美馬好みの
    やわらかな色の訪問着を召して。
    良きものがいっぱいに満ち満ちて
    溢れ垂れてくる。
    寿ぎにふさわしい
    分かる人には分かる
    美馬セレクトの壺たれ。
    まあ何ともよろし。

    ご紹介とご挨拶の後、
    まずは、予祝香。
    万葉集から家持の歌を証歌にした
    睦月に相応しい組香。

    新しき年のはじめ 初春の
    今日降る雪の いや重け吉事

    この歌が詠まれた年は
    陰暦で元旦と立春が同日に重なり、
    その上、豊作の前兆といわれる
    大雪が降ったということで
    良い事の重なる平安の年であるよう
    心から予祝して詠んだと言われる。

    儀鳳香、豊作の前兆、いや重け、賀正の宴、積る雪
    それぞれ、真那賀、羅国、佐曽羅、伽羅、真那蛮
    五種の香を
    試香四包、本香六包にて聞き分ける。

    薬師寺所縁の香会なので
    持統天皇時代に作られた
    暦に関係する歌ということで
    選ばれた由。

    皆様の気さくな雰囲気に
    ふんわりした心で素直に
    香を自分の内に
    迎え入れることができた。
    何より嬉しい。

    続いて松濤香。
    こちらはあまり経験のない
    前段、後段に分かれた組香。

    万葉集、後撰集、新古今集から一首ずつ
    松の歌を証歌とし、
    前段で
    月明の松、雪中の松、雨後の松
    三種を取り混ぜ、その内二包を試みとして
    本香を聞き分け、
    後段では
    前段の中で残った一包と
    松籟の一種を聞く。

    雨後と松籟が
    とても似た香りだったので
    後段は見事全員反対の
    雲晴れて松籟・・・
    私も前段のみの解で
    下附は常盤の松。

    初回でこんなにたくさんの
    香りを聞かせて頂く贅沢。
    炊き殻を分けて下さったのだけれど
    普通の会の三倍の大きさ。
    香木をふんだんに所持していらっしゃる
    先生なればこそ。

    それなのに、香人にありがちな
    高飛車なところ一切なし。
    気さくでざっくばらんな方。
    香は本来おおらかなお遊び
    そう思っている私には
    ぴったりの会ここに在り。

    出歩いて探し出さなくても
    自然なご縁でこうして
    自分の望む場所に導かれていく。

    昨年に引き続き
    年初から香のシャワーを浴び
    リラックスして漏らさず
    自分の内側に重ねることができた。
    立春を前に
    最高に贅沢な禊となった。

    美馬さんのお仕事から
    頂いたご縁。
    勿体なくもありがたい。

    お誘い下さった
    アンテナの高いお客様に
    お返しするものが何もない。

    この感謝は
    天に贈ろう。

    茅ヶ崎の稽古場はあまりにも遠いので
    こちらの稽古場に通わせて頂くことに。

    来月が本当に待ち遠しい。

    美馬さん
    Iさま
    ありがとうございます。










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