スポンサーサイト

    -----,--

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    久方の

    02-04,2014

    新居関連の気ぜわしさで
    長らくお休みしていた
    懐石教室。
    今月より復帰。
    本日は、ひな祭りの点心。

    向付は
    鱈子で真砂和えにした細魚。
    ほんのり優しい桃の色。
    土の中で幾重にも頭を縮めて包まれた
    目覚める前の土筆の赤ちゃん。
    かわいそうな気持ちで
    皮を剥がして下ごしらえ
    つけ地につけて添える。

    椀盛は蛤潮汁。
    手毬麩・菜の花を添えて。
    アクセントは祝い粉。
    祝い粉とは白コショウのこと。

    口取りは9品。
    お初の筍。
    鯛は雲丹焼き。
    練り雲丹を使い、卵黄を入れると固くならない。
    海老の赤。
    姫サザエはいきなり煮ると固くなるので
    十分に下茹でして水に晒すこと。
    春の香タラの芽は天ぷらに
    バーナーで炙ってレモンをサンドした帆立。
    沖縄産ソデイカはカレー風味にして
    変わり味。
    金柑のオレンジもかわいい。
    半熟卵は必ず常温に戻して
    酢と塩を入れて8分ゆで
    流水で皮をむく。
    なんてことのない一品なのだけれど
    こういうシンプルなことほど
    きちんとやらないと怖い。
    (献立に入れていたのに、当日半熟にならず泣いた人。)

    飯物は茶巾寿司&細巻き寿司。

    久しぶりのお教室だったけれど、
    下拵えが本当に大切なものばかり。
    素材のそれぞれの処理を覚えるのは
    華道の花材に当たることに似ている。

    普通に当たり前に
    何事もなく完成している状態を作ることは
    本当は至難の業。
    食材のことをしらないと
    最終形は違うものになる。
    何だって知ることは一朝一夕にはできない。
    こうしてグルグル
    年にその時しかない食材にその時当たって
    それを積み重ねるしかない。

    何でも同じなんだな。

    歳をとらないと当たり前のことの凄さに気づけない。

    料理っていろんなことに
    気づかせてくれる。

    感謝。



    スポンサーサイト

    COMMENT

    COMMENT FORM

    • URL:
    • comment:
    • password:
    • secret:
    • 管理者にだけ表示を許可する

    TRACK BACK

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。