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    プロの所以

    07-21,2014

    和菓子教室。

    本日は3種教えて頂きました。

    まずは、たいまい羹
    先日本を見ながら錦玉を作ったばかりだったので
    要領がよく分かった。
    錦玉は透明な地の中に
    様々な景色を映すものだけれど
    たいまいはその名の通り
    ワシントン条約で禁止されている亀のこと。
    日本では鼈甲細工の原料として知られる。
    鼈甲のイメージで
    カラメルを作り色付けした地に
    大徳寺納豆を散らして行く。
    渋い感じに出来上がり。
    大徳寺納豆がいい仕事をしてるなあ。

    苔清水は餡を葛で包んで絞ったもの。
    青年部の時に教えて頂いて、
    作りやすいので時々作っていたけれど
    葛は冷蔵庫に入れると濁るので
    完璧を目指すと冷やすタイミングが大切になる。
    知れば知るほど
    茶事当日、お茶の支度や水屋や露地の仕事をこなして
    懐石や菓子をベストタイミングに仕上げるのは
    至難の業。
    最初は作れたという自己満足で嬉しいのだけれど
    すぐにこんなものは出せないのでは
    と怖さが追いかけてくる。
    そういう葛藤は自分で作る側にならないと
    分からない。

    若鮎。求肥を焼き皮で包んで鮎に見立てたもの。
    皮を焼いて作るお菓子も出来立てが一番おいしくて
    手作りで茶席に出すのが難しいお菓子の一つ。
    ホットプレートで生地を焼いたり
    焼串で筋をつけて鮎のようにするのも楽しいので
    清心会でも企画してみようかな。

    思いがあっても
    究極のものはできない。
    作り立てでなくてもおいしさが持続する
    そういう技を素人は持たない。
    プロの仕事と素人の仕事は違う。
    最高のものを人に差し上げるために
    プロは存在していて
    素人であがいてみるからこそ
    その仕事に憧憬と敬意が増していく。
    売っているものを自分で作ってみると
    しみじみとそれが分かる。

    関東に来てこその様々を
    身体と心に吸収して
    不完全なままぶわーっつと吐き出して
    皆で学ぶことも意味があるのかも
    人生の時間をかけて一つの技を究める
    一端を感じるため
    お金を払うということを
    本当に知るために。

    ありがとうございました。

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