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    美貌の貴公子

    07-25,2014

    お香の稽古日。

    清水香。
    地主の花、音羽の滝、揚柳
    水ふぶき、杓と水、風になびく
    言葉を追って心は京へ
    音羽山に分け入り滝の清水を感じる。

    天稚彦物語香。
    天稚彦物語は、室町時代に作られた
    御伽草子の一つ。
    主人公の天稚彦は
    天上界に住む美貌の貴公子との設定だから、
    牛飼の牽牛とはちと違うけれど、
    七夕伝説にまつわる愛の物語なのだそう。
    絵巻は西ベルリンの国立東洋美術館に所蔵されており、
    江戸時代に写本したものがサントリー美術館にあるそうで、
    外題は「たなばた」となっている。

    宵の明星、箒星、昴星、輿に乗った美少年、一夜瓢、
    海龍王(天稚彦)、姫の中から
    天稚彦と姫を当てれば七夕の願い成就。
    香名は笹の小舟の意で一葦、
    不吉星の異名もあるので彗星の字を代えて瑞星、
    昴星は七つ星なので宝船、
    瑠璃、天稚彦が瑠璃の御殿に住んでいるので、
    一夜瓢、一夜にして天まで伸びる植物。

    散らばってキラキラ光るイメージの河を泳いで
    二人を見届けられるかな。

    証歌は、晴、雨又曇、晴れていて曇ってしまった
    場に応じて3首も。
    下附も七夕らしくて、
    皆はあめのわかみこの袖
    不中は濃霧・隠れる
    二星中は梶の葉
    二星不中は願ひ糸

    いつも組香の説明だけで
    お腹いっぱいになる。
    本会にご紹介頂いてから
    贅沢に聞かせて頂けることに
    ただただうっとり心地よく
    居させていただけるこのにのみ
    満足ながら
    本日は七つのうち五つを聞けて
    奉書を賜った。
    姫様の香りを逃したけれど、
    美貌の貴公子はしっかりと捕まえておりました。

    CIMG0878_convert_20140822115010.jpg

    七夕をテーマにした茶会の折などに
    待合に掛けても
    お話が弾むかな。
    素直に嬉しかった。






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