スポンサーサイト

    -----,--

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    融通無碍

    10-10,2014

    稽古用にお貸ししているお着物。
    清心会の生徒さんが
    お若い時に着ていらっしゃったもの。
    若い生徒さんたちがもう何人も召されているけれど、
    裄が少し短いくらいでサイズ的には
    ほとんど支障がない。
    着物はほんとうに融通無碍。
    懐の深い召し物。

    小紋と紬の着物二枚に帯を何本か
    ご自分で合わせられるように
    お選びいただいている。
    今日の方は濃紺地に草の葉柄を
    薄紅の紬に合わされた。

    CIMG0307_convert_20141014134919.jpg

    ぐっと締まってお似合いになる。

    この生徒さんは、自分に着物なんて
    と見学に見えられた時は仰っておられたけれど
    着てみるととてもお似合いになって
    すぐに必要な紐などを持参され
    毎回着付けしてから稽古をしている。
    まだ稽古を始めて1年に満たないけれど、
    8月は浴衣も失礼していた私なのに、
    彼女はきちんと浴衣を着て、
    帯結びの復習をこちらでなさったり。

    お着物というと、
    この頃は成人式にレンタルしました
    とか、親戚の結婚式で着たきりです
    という方も普通にいらっしゃる。
    でもそれはハレの日の衣装であって
    日常のイメージとは離れた別のお衣裳。
    こうして普通の日常着に袖を通すと
    着物の似合わない日本人はいないから
    ぐっと身近になるのだろう。

    お母様の箪笥を探されたり
    普段着を誂えられた
    生徒さんもいらっしゃる。
    順番に着物を持って帰って
    練習して着て稽古に来られたりしながら
    清心会の着物たちは
    フル回転で働いている。
    絹物は強い。

    自分に〇〇は関係ない
    自分とその世界は全く縁がない
    なんて決めつけるより
    生むが安し。
    もちろん、着物なんて
    窮屈でしんどいという方もいらっしゃるだろうし
    とにかく、体験してみて
    それが自分にとってどうか
    と自分自身で感じることが
    何事も一番よい方法。

    そして、今はダメでも何年かたって
    もう一度経験してみる。
    もし違う感慨を持てれば
    自分の来し方も顧みられる。

    決めつけずに
    そうやって新しい自分と出逢い続ける
    私も生徒さんたちと共に
    そう在りたい。




    スポンサーサイト
    繕う |TOP|

    COMMENT

    COMMENT FORM

    • URL:
    • comment:
    • password:
    • secret:
    • 管理者にだけ表示を許可する

    TRACK BACK

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。