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    花朝月夕

    06-28,2011

    初丸の内。
    丸の内って洗練された街なのですね。
    本日は三菱一号館美術館へ。

    mitubishibijyutukann_convert_20110702172149.gif

    もてなす悦び展。
    19世紀後半、万国博覧会を期に欧米に巻き起こったジャポニズムの旋風。
    ティファニーやミントン、ロイヤルウースター、ガレなど窯元や作家が
    遠い日本の風物を愛で、日本らしい意匠を貪欲に研究し
    器に映した過程が瑞々しく展示されています。
    ひとつひとつ、これに何を盛ろうか
    どんな料理?お菓子?花ならば何を
    どんなふうに
    ただ水を湛えて下地窓の光に
    どんな表情をするのか見てみたい
    色んな想像を膨らませて。
    用の器はいいな。見立てる楽しみも倍増。

    三菱一号館は、開国間もない明治27年に鹿鳴館の設計を手懸けた
    ジョサイア・コンドルによって設計され、老朽化のため解体されていたのを、
    昨年の春に美術館として蘇らせたものだそう。
    小さな展示室が3階まで迷路のようでお招きを受けたような気分。
    エントランスに続く広場には緑が風に揺れ
    しばし、日陰で涼をもらって
    出光美術館に移動。
    明清陶磁の名品 官窯の洗練、民窯の創造展へ。

    一度に2つの展覧会を見ないようにしているのだけれど
    少し欲張ってやっぱり後悔。
    ある点数を越えるとちょっと印象が散漫になる。

    さて、こちらではおもしろいお勉強を。
    明代末期には花朝の風習があり、
    陰暦2月15日は花のお誕生日で、
    花神を祀り宴と詩文の会を催したとか。
    花朝には茶が振舞われ、
    茶の芳香が残る杯を手に取り、光に透かし
    手の中で廻しながら絵付けを眺め
    詩を楽しむ・・・
    絵と詩と香りが一体の豊かなひと時。
    文人の文化は本当にゆたか。

    私は五感をフルに遊ばせるというのが好き。
    本来茶の湯もそうしたものです。
    花朝が春のさかりのよい時なら、もちろん秋の良い時候も。
    秋は月夕と言い、陰暦8月15日に当たります。
    絵と詩と香りをテーマに春秋の一会もいいな。
    やりますよ。

    百花風雨泪銷え難し
    偶晴光逐う蝶を撲つこと遥かなり
    一半の春は随う残夜の酔い
    却って言う明日は是れ花朝なり
    湯顕祖

    今日は満腹以上。
    ごちそうさま
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