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    雪気

    01-28,2015

    CIMG0957_convert_20150130231405.jpg

    お茶杓のご銘は?

    「ゆきげ」でございます。

    どういう字ですか?
    「雪の気配と書きます。」

    拝見の稽古を始めた生徒さん
    昨年の晩秋、最初にひねり出した銘は「秋風」。
    もう少し雅な言い方として
    陰陽五行の話をして
    秋風は色なき風とか金風とも言うから
    そのものずばりより
    同じものでも違う言い方ができるといいですね
    とヒントを出した。
    その後は稽古場の銘一覧のファイルから
    選んだりして答えられていた。

    最近はご自分で銘を考えて来られるようになって
    前回は、風冴ゆる
    ラジオから聞こえてきて
    これを言おうとひらめいたのだとか。

    今日はまさに雪の気配
    まだ降ってはいないけれど
    空気の中に忍んでいる。
    天気予報では今夜遅くから降り始めるところもあるとか。

    生徒さんに教えてもらって
    私の知らない言葉に出逢えた。
    生徒さんの生活の中に
    稽古の準備が知らず入りこんで
    彼女と私のボキャブラリーを増やしていく

    何だか嬉しい。
    私がつくりたい稽古場はまさにこれ。
    茶の湯に出逢った一人一人が
    また違う眼差しを育てて
    新しい自分を開拓していく
    季の様々を肌で感じて
    暮らしの中にある自然や言葉とつながって
    心を豊かに耕していくこと
    茶の湯で得た眼差しや方法を
    稽古場の外でこそ活かしてくれること

    漫然とでも受け身でもなく
    自分の歩幅で自分の稽古をしていく
    清心会はそういう生徒さんの集まり。

    私は最高に嬉しい。
    生徒さんの中にある新しい芽が
    次々と吹いていくのが
    眩しくて頼もしくて嬉しい。

    空はなほ霞みもやらず風寒えて
            ゆきげに曇る春の夜の月
                     新古今集 春上


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