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    不尽

    02-20,2016

    梅花一朶香
    鶯ならぬ目白が来ています。
    季は浅春、まだまだ囲炉裏恋しき候。

    茶の湯の如月は大炉。
    一尺八寸四方の大きな炉にたっぷりとした大口の釜を掛け、
    雪輪瓦の向うには湿し灰や炭を入れて
    炉辺周りのものを見せるのも寒い時ならではの風情。
    裏千家では玄々斎による逆勝手が約束となっています。
    逆勝手の点前はどこでも稽古できますが
    大炉で一番面白いのは後炭。
    もう15年も前のことになりますが
    咄々斎の次の間の大炉で
    後炭の点前をさせて頂いたことは
    忘れ得ぬよい思い出です。
    稽古場には大炉を切っていないのですが、
    いつかと願っています。

    ということで、炉の逆勝手の稽古月。



    能トレを楽しむ方、
    困惑したまま?を持ち帰る方、
    びっくりするくらいスムーズと思ったら
    左利きだったりする方、(茶の湯の点前は右利き仕様です)
    ベテランさんでも戸惑う方があるかと思えば
    初めての方がスイスイなさったり
    生徒さんにより悲喜こもごも。

    点前は右左で覚えると途端に頓挫します。
    道理で体に叩き込むと、場所や場合が変わっても
    どうするべきか自ずとわかるようになるもの。
    目の前の右左でなく、自分の頭で道理を見つけていく
    そんな稽古ができるのも逆勝手のいいところ。
    点前に慣れるのは怖いこと。
    初々しい手と心を保つのは本当に難しいことですが、
    それが点前するということだと私は思います。
    心と頭を沢山動かしましょう。
    風炉の逆勝手も楽しみですね。

    そういえば
    今日の稽古で茶杓の銘を「寿星」と。
    意味を伺うと南極星とのこと。
    なぜ寿の星なのか早速星の本を出してみると
    シリウスに次いで全天で二番目に明るい星で
    中国ではこの星が地上すれすれに見えるときを
    天下泰平の吉兆とし、見た人は長生きするとも。
    ところが、同じこの星が日本では布良星と呼ばれ
    この星が海上すれすれに見えると必ず暴風雨になり、
    時化で亡くなった漁師の魂が仲間を呼んでいると言われ
    入定星、横着星とも。
    日中でぜんぜん意味が違うことにびっくり
    冬の季語であることも私は知らず
    また生徒さんに新たなことを教えて頂きました。

    床は、燈々不藎

    CIMG3414_convert_20160305193439.jpg

    父を思って掛けました。
    突然の帰省で今月は随分と稽古を休んでしまい
    ご迷惑をお掛けしました。
    おかげさまで回復に向かっております。

    父は私の燈。
    これまでもこれからも
    私の前に在り続ける
    尽きることのない燈です。


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