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    ご飯をいただく。

    03-05,2016

    清心会の弥生は茶飯釜。
    教室の他にもお呼ばれ茶事が二件
    春目前、茶の湯のハイシーズン到来。

    0040_xlarge_convert_20160306185115.jpg

    茶飯釜茶事を最初に経験したのは20代。
    お煎茶の先生は石州流茶道も教えておられ、
    お料理上手で茶事が大好な方だった。
    茶道具屋さんでもあり、ご自宅はもちろん
    風靡な専用の小間を別所に所有されており、
    好きな人はどうぞという大らかな先生だったので
    他流の私も気兼ねなく水屋や庭の仕事、懐石料理を自然に身に着け、
    様々な趣向の茶事、招き招かれる楽しさを経験させて頂いたと思う。
    官休庵やお数寄者のお宅での
    様々な茶事にどれだけお連れ頂いたかわからない。
    今はもう亡くなられてしまったけれど
    眼に残る茶事の様々はこの先生の思い出と共に在る。

    その先生に最初の頃に招いて頂いたのが茶飯釜茶事。
    火吹竹を吹きながら、煮え音に耳を澄ませた。
    正午の茶事しか経験のなかった私は
    目から鱗。音と香りが満ちてくるその時間に魅了された。
    一つ目の釜はまず阿弥陀堂としたが、すぐに茶飯釜を購入し、
    大工さんに釘を取り付けてもらった。
    あれから何度この釜でご飯を炊いたり炊かれたりしただろう。

    正午の茶事の対極にあるのが茶飯釜茶事。
    小紋や紬でサラリと気軽にお出まし頂き
    本当はもっと軽い軸を掛けて
    軽みの道具組でお迎えしたいところだけれど
    サキダツモノと奮闘しながらなので
    お許し願いまして。

    茶飯釜はこれまで招かれた中でも同じやり方が一つもない。
    私も私のやり方でお客様にご協力頂きながら
    美味しいご飯をと念じ、毎回ながら心配であり、
    うまく炊けるとホッとする。

    普段はポーカーフェイスの生徒さんが
    普通のことのようにご飯が炊けたけれど
    すごいことですね
    びっくりして私感動しています
    と。
    そう、あの日の私も
    ワクワクしてびっくりして感動したのです。
    茶飯釜ブラボー

    宝くじがあたってもすぐに使い切る自信が私にはある。
    何も所有しなくていいから
    老人ホームに入ったら全部お返しするから
    叶えたいことが伝えたいことが沢山ある
    見せてあげたいものばかり

    渇来茶 飢来飯
    寄り付に毎日この釜を掛けて、
    ご飯とそして汁と香の物を常備して
    待ち伏せする。
    尋ねてきた人に何でもない温かいものを
    すぐにお出しできる
    そんな暮らしをしてみたい。



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