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    嬉しいこと

    03-01,2016

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    窓外の桜は2分咲き。
    時折、鶯や花喰鳥が来ています。
    サクラサク弥生は嬉しいこと続き。

    生徒さんがまた一人素敵な伴侶を得られ、
    年末からご病気の療養をされていた方も
    先日元気なお顔を見せて下さいました。

    大阪に転勤された生徒さんからのメール

    清心会の方々と良いご縁で結ばれて嬉しく感謝しております
    四月から現地の茶道教室に通う予定です
    「なにごともよろずよし」
    初点のおみくじをお守りに突き進んでみようと思っております

    前向きさが伝わってきて
    こちらまで元気を頂きました。
    お茶を続けて下さることが何より嬉しいこと。
    新しい環境に入っていくのは
    勇気も労力もいりますが、続けてこそ。
    好きで続けていれば必ず得られる境地があります。

    今年は父のことで2月がバタバタとしてしまい
    立春に上手くスタートを切れず・・・
    心整わずの感がありましたが、
    お雛様を出し、華やか目の着物を纏うと
    自分の中でカラカラになっていた場所が
    潤ってきて。
    節はいいもの、絹は女を癒してくれるもの。
    改めてそう感じました。

    お着物を自分で着付けて稽古に来て下さる方も増え
    生徒さん達の成長に背を押されています。
    思考と行動を整理し、遅ればせながら
    私も始動できそうです。

    何があっても
    お茶の中で遊ばせてもらって
    癒され気づき力をもらう
    私の人生に茶の湯があってほんとうによかった。

    あの日、十七歳の私にお茶を与えてくれた
    そして応援し続けてくれた
    両親に
    やっぱり
    感謝しかないのです。





    不尽

    02-20,2016

    梅花一朶香
    鶯ならぬ目白が来ています。
    季は浅春、まだまだ囲炉裏恋しき候。

    茶の湯の如月は大炉。
    一尺八寸四方の大きな炉にたっぷりとした大口の釜を掛け、
    雪輪瓦の向うには湿し灰や炭を入れて
    炉辺周りのものを見せるのも寒い時ならではの風情。
    裏千家では玄々斎による逆勝手が約束となっています。
    逆勝手の点前はどこでも稽古できますが
    大炉で一番面白いのは後炭。
    もう15年も前のことになりますが
    咄々斎の次の間の大炉で
    後炭の点前をさせて頂いたことは
    忘れ得ぬよい思い出です。
    稽古場には大炉を切っていないのですが、
    いつかと願っています。

    ということで、炉の逆勝手の稽古月。



    能トレを楽しむ方、
    困惑したまま?を持ち帰る方、
    びっくりするくらいスムーズと思ったら
    左利きだったりする方、(茶の湯の点前は右利き仕様です)
    ベテランさんでも戸惑う方があるかと思えば
    初めての方がスイスイなさったり
    生徒さんにより悲喜こもごも。

    点前は右左で覚えると途端に頓挫します。
    道理で体に叩き込むと、場所や場合が変わっても
    どうするべきか自ずとわかるようになるもの。
    目の前の右左でなく、自分の頭で道理を見つけていく
    そんな稽古ができるのも逆勝手のいいところ。
    点前に慣れるのは怖いこと。
    初々しい手と心を保つのは本当に難しいことですが、
    それが点前するということだと私は思います。
    心と頭を沢山動かしましょう。
    風炉の逆勝手も楽しみですね。

    そういえば
    今日の稽古で茶杓の銘を「寿星」と。
    意味を伺うと南極星とのこと。
    なぜ寿の星なのか早速星の本を出してみると
    シリウスに次いで全天で二番目に明るい星で
    中国ではこの星が地上すれすれに見えるときを
    天下泰平の吉兆とし、見た人は長生きするとも。
    ところが、同じこの星が日本では布良星と呼ばれ
    この星が海上すれすれに見えると必ず暴風雨になり、
    時化で亡くなった漁師の魂が仲間を呼んでいると言われ
    入定星、横着星とも。
    日中でぜんぜん意味が違うことにびっくり
    冬の季語であることも私は知らず
    また生徒さんに新たなことを教えて頂きました。

    床は、燈々不藎

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    父を思って掛けました。
    突然の帰省で今月は随分と稽古を休んでしまい
    ご迷惑をお掛けしました。
    おかげさまで回復に向かっております。

    父は私の燈。
    これまでもこれからも
    私の前に在り続ける
    尽きることのない燈です。


    仕舞い

    02-18,2016

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    お正月の残りの花をいけていたのが
    まだ健在・・・

    半月ほど帰省していました。
    父のために義妹が作ってくれた意思表示板↓

    CIMG3396_convert_20160401151517.jpg

    箝口令の中、
    聞きつけて近くから遠くからお見舞いにきて下さる人たち。
    定年退職した会社の人たちも毎日のように来て下さる。
    ありがたいけれど
    いくつもの管に繋がれた父
    自分の姿を見られたくないだろう。
    父の傍らで毎日
    父のこれまでのこと
    そして自分の終わりの時のこと
    ずっと考え続けていて。
    子という縁に恵まれなかった私には
    生まれる終わるという領域に
    初めて真摯にふれる時間。

    自分の人生を仕舞うことを
    できるだけきれいにこざっぱりと
    行いたいと思っていたけれど
    どんなに善く生きた人も
    思い通りはなくて
    というか、
    仕舞いは
    周りで看取る人に与えられた
    縁なのかな
    と思わずにいられなかった。

    父の望みを思うと苦しい。






    丙申初釜

    01-11,2016

    暦によると、丙申は
    物事が大きく進歩発展し、成熟する年
    果熟兼猿重の扇面でお迎え。

    CIMG3138_convert_20160118131040.jpg

    中々全員集合とならずですが、
    初点は社中親睦会。
    毎年新しいお仲間が増えて
    お顔とお名前が一致しない方もある中
    みんなで初笑いの良い機会となれば幸い。

    早く来られた方からお手伝いで
    恒例の盛り付け大会。
    皆さんが見ているのは盛り付け
    ではなく
    おしり?
    帯の柄の十二支。

    CIMG3228_convert_20160118132021.jpg CIMG3239_convert_20160118130454.jpg

    それぞれ完成。
    お屠蘇と共にいただきます。
    デザートは生徒さん手作りのあんこたっぷりのあんみつ。
    おもたせのお菓子もたくさん。

    CIMG3259_convert_20160118130754.jpg  

    続いて初春の禊。
    今年は源氏香。
    意匠として有名な香の図だから
    取っつきやすいイメージながら
    実は試み香もなく
    潔さが必要な組香。

    CIMG3276_convert_20160118130311.jpg

    茶の湯でも必ず必要な香の所作。
    避けて通れない道ながら
    本日は純粋なお楽しみ
    形も大切だけれど
    まずは所作に囚われず
    香りと出逢って五感で感じる。
    当たらないからツマラナイではなく
    当たっても当たらなくても
    香りを感じて体に入れる
    十の徳をしっかりと受け取ることが目的。

    お見事全問正解
    叶の方が奉書お持ち帰り。

    CIMG3270_convert_20160118130358.jpg 

    ご結婚の方にみんなで用意したお祝いを差し上げて
    今年の出来は今一つであった花びら餅を頂き
    引っ越し直前なのに駆けつけてくれた
    関西転勤の生徒さんが最後のお点前で一服。

    しんみりの後は
    辻占を開いて爆笑。 

    CIMG3299_convert_20160118130227.jpg

    なんと私へのお声は
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    万事思いのままになる・・・


    丙申お福分け

    01-10,2016

    今年もお福分け。

    昨日の初点で
    賑やかに泣き笑いした後
    生徒さんが誰もお軸のことを聞かなかったことに愕然・・・
    お茶をなさらない
    お福分けのお客様が尋ねて下さる。

    今年は「松風供一啜」
    人も自然も誰も彼も共に一服。

    壮大なことでなくていい
    自分のできることで
    自分の生きているこの場所を
    できるだけ気持ちの良い場所に
    そこに心があれば
    誰でも
    あたたかな灯の一つになれる
    ささやかなことしかできないけれど
    今年も茶の湯で人と善く交わりたい
    そんな気持ちで掛けてみた。

    今年は和室を待合にして
    本席を立礼で。

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    本来点茶盤は本勝手形式に設えるものだけれど
    茶の湯をしない方ばかりがいらっしゃるお福分けでは
    正面の方が違和感がないかと思い
    薄茶の立礼棚のように設える。

    昨年のお茶会では
    立礼の生徒さんたちにお点前の出番がなかったので
    年の初めにそれぞれ
    亭主と半東を務めて頂く。

    CIMG3339_convert_20160118130206.jpg

    こちらの生徒さんも
    一人でお着物を着られ
    亭主と半東の務めを果たして下さった。

    茶の湯の稽古は点前が完璧にできることが目的ではない。
    本日ならば
    福を分ける
    おいしい新春のお茶を懸命に差し上げること

    稽古を通して
    自分の人生になかったもの
    新たに開いた眼差しに気づき自分自身で育てて
    引き出しを増やし
    自分を豊かに耕していくこと
    何の役に立つの?
    と思うようなひまのかかることが
    自分の芯を培ってくれる。
    時が経ってから分かることがある。
    そして今がないとそこへ行けない。
    そのままでも十分素敵な生徒さんたちだけれど
    人生を進めながら
    きっとこの茶の湯の時間を
    黄金の実りにしていかれると思う。

    ありがとう。
    一人で始めたことだけれど
    いつの間にか生徒さん達が大活躍。
    みなさま連日おつかれさまでした。

    いつも釜が掛かって
    お茶を差し上げられる
    我が家でありたいです。

    お客様もお運び頂きありがとうございました。





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